ACマスターカードの審査基準と審査に落ちる人の特徴まとめ

ACマスターカードの審査基準と審査に落ちる人の特徴まとめ

クレジットカードにキャッシュカードにカードローンのカードに、正直沢山のカードを持つとカードを無くしたり使いたい時に持っていない、ということがあったりしますよね。

しかし、すべてのカードを持っておくのは財布を無くした時のリスクがありますし、重たくなったり膨らんでかさむといった悩みがあります。

そこでおすすめしたいのが、クレジットカードにカードローンが一体となったACマスターカードです。

ACマスターカードは大手消費者金融であるアコムが発行するクレジットカードで、買い物だけではなくカードローンとしてキャッシングも利用できるのです。

ただ、通常のクレジットカードにカードローンが付いているので、審査基準も通常の物とは変わってきます。しかしアコムの利用している人や利用を考えている人には非常におすすめできるカードとなっています。

ということで今回は審査に落ちないためにもACマスターカードの審査基準や落ちてしまう人の特徴を紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

※本ページにはPRが含まれます。

ACマスターカードとは?

ACマスターカードとは、三菱UFJフィナンシャルグループのアコムが発行するクレジットカードとなります。通常のクレジットカードと違い、カードローンが一体となっておりアコムのキャッシングを利用することができます。

もちろんACマスターカードは年会費無料で即日発行可能となっています。

クレジットの利用限度額は最高300万円までとなっており、カードローンと合わせると800万円を超えない必要があります。つまりカードローンで600万円利用していると、クレジットは200万円までしか利用することができません。

そして申し込みは、インターネットから365日24時間可能で好きな時に申し込むことができます。さらにアコムのクレジットカードということで、店頭窓口や自動契約機(むじんくん)で即日発行してもらうことができます。

ACマスターカードの審査基準は非公開!しかしアコムが審査をしているということは確か

それではクレジットカードとカードローンが一体となったACマスターカードですが、審査基準はどのようになっているかを解説します。

実はACマスターカードの審査基準は残念ながら非公開となっています。

残念と思われる方も多いかもしれませんが、これはクレジットカードやカードローンの審査全てに言えることなのです。そのためACマスターカードの審査基準が非公開なのは当たり前なことと理解しておく必要があります。

しかし、審査基準が非公開だとしても申し込み条件などから審査に通過するため対策はできるのです。

ACマスターカードの申し込み条件

まずは申し込み条件を確認しましょう。

申し込み条件から外れている場合は、そもそも申し込むことができません。

ACマスターカードの申し込み条件は、20歳以上の安定した収入(アルバイト)と返済能力を有する方となっています。

つまりフリーターやパートをしている方や、学生でも20歳以上で安定した収入があれば申し込むことができるのです。

ただ主婦でも専業主婦の方は申し込むがことができません。それは安定した収入が無いためです。もしACマスターカードを専業主婦の方が持つ場合にはパートやアルバイトを始めるしかありません。

ACマスターカードの審査通過率は50%以下

審査通過率も確認しておく必要があります。あまりにも低い場合には当然ながら審査に落ちてしまうことを予測できるからです。

ちなみにACマスターカード自体の審査通過率は公表されていませんが、アコムのクレジットカードとカードローンとなるので、アコムの審査通過率が適用できるのです。

そしてアコムの審査通過率は約44%程度となっており、時期にもよりますが基本的に50%以下となります。そのためACマスターカードに申し込みをした人の約半分が審査に落ちてしまうということになります。

ACマスターカードの審査は属性と信用情報が重要

ACマスターカードの審査に通過するためには、属性と信用情報が重要なポイントになります。

属性とは、年齢や収入、職業や家族などの情報となります。

信用情報は、これまでに申し込みをしたクレジットカードやカードローンの情報となり、審査に通過できたのか、返済状況などが記録されています。

属性は申し込み時の情報からとなりますが、信用情報は信用情報機関に記録をされているものとなり、審査時には必ず信用情報の確認が行われます。

そのため、過去の借入で延滞をしていたり、トラブルを起こした経験があると不利になるのです。

ACマスターカードの属性審査ポイント

それではACマスターカードの属性審査で重要なポイントを確認しましょう。

属性審査では、収入や勤続年数、職種や職業、居住形態が主な審査ポイントなります。

もし現時点で下記のポイントで不利になると予測される部分があれば、改善してから申し込むことも手です。

収入が安定しているか

収入が安定しているのかは、ACマスターカードの最重要審査ポイントになります。

ちなみに安定した収入とは、普通に会社で働いているだけではなく、パートやアルバイトといった毎月決まった日に給料をもらうといった場合にも、安定した収入と判断することができます。

そのため主婦の方でもパートをしていれば大丈夫ですが、専業主婦のような収入が無い状態だと、そもそも申し込むことができません。

なぜACマスターカードで収入の安定が最重要ポイントなのか、それはアコムとしても貸し倒れを防ぐ必要があるためです。

収入が安定していないということは、使ったお金を返済できない可能性が考えられます。

最悪の場合に貸したお金が返ってこないので、アコムとしてもそれだけは避けるために、申し込みの条件に安定した収入がある人と条件を付けているのです。

勤続年数が短いと不利になる

ACマスターカードの属性審査では勤続年数が短いと不利になるので気を付けなければなりません。

勤続年数が短いと、職を転々としていると判断されたり、収入の上昇がすぐには見込まれないため返済能力が不十分と判断されるため不利となるのです。

つまり新卒採用などで、会社に入ったばかりの人で収入に問題がなくても審査では不利になる場合があります。

そのため仕方なく職を転々としている人や、転職したばかりの人も属性審査では不利となるので注意が必要です。

職種や職業も重要

職種や職業も属性審査に影響を与えます。

例えば、社会的信用度の高い大企業や公務員で働いている人は、属性審査でのポイントが高くなり、フリーターや自営業といった信用が低い職種の場合には属性審査で不利となってしまいます。特に自営業でかなり高収入であったとしても、属性審査上は不利となります。

やはり基本的には職種や業種から、安定した収入を得ることができるというポイントで審査をしているためです。

しかし、基本的に会社勤めをしている人であれば、そこまで属性審査で不利となることはないので安心してください。もし現在フリーターやアルバイトをしている人は、一度就職を検討してみるのも一つの手です。

居住形態は持ち家が有利

居住形態が審査にどのような影響を与えるのか?と思う人もいるかもしれませんが、賃貸を借りている人よりも、持ち家の人の方が有利となるのです。

これは賃貸だと毎月の家賃支払いが発生し、自然と返済能力が低くなってしまうためです。

持ち家であれば家賃を支払うことはありませんし、ローンがあったとしても住宅ローンを組むことができたということでプラスに評価されることもあるためです。

もちろん持ち家は、一戸建てや分譲マンションなどの種類は関係ありません。

連絡先は多い方が有利となる

ACマスターカードの審査では、連絡先が多い方が基本的には有利となります。

連絡先が多いと有利になるのは、いざという時の連絡先が多いためとなります。

例えば、支払いに限界を感じて夜逃げをされる可能性が連絡先が多いと低くなります。さらに信用という面でも携帯電話よりも固定電話の方が高いということもあります。

ただ連絡先の多さに関しては、収入や職種といった項目程有利となるわけではないので、その点だけには注意していください。

ACマスターカードの信用情報審査ポイント

ACマスターカードでは属性審査に加えて信用情報審査も重要となります。

これまでのクレジットカードを始めとする金融商品の申し込み・返済情報などが信用情報として確認をされるので、返済の延滞や審査に落ちた経験がある人は気つけなければなりません。

では信用情報審査で重要となるポイントを紹介していきます。

返済の延滞や滞納はないか

クレジットカードやカードローンの返済で延滞や滞納がある場合には、ACマスターカードの審査では非常に不利となります。

ちなみに携帯電話の分割購入も対象となります。

もし現在返済や支払いで、延滞しているものがあれば至急支払うようにしてください。

後程紹介しますが、延滞や滞納を繰り返すと信用情報に傷が付いてしまうためです。

そして、貸したお金を返済しない人に対しては、アコムもACマスターカードを発行するわけにはいかないのです。

そのため過去や現在、支払いや返済で延滞などをしている場合には審査で不利となってしまいます。

他社借入件数と金額

他社からの借入件数や借入金額が大きい人は審査で不利となるか、審査に落ちてしまいます。

これは他社借入件数が多いと、どうしても借入金額が大きくなってしまうためです。

他社からの借入金額が大きいと、返済能力に問題が出てくる可能性があるため不利となります。

どうしても他社からの借り入れがあると、毎月の支払い分給料から差し引いた金額で審査を行なうことになります。

必要な生活費などを考慮すると、ACマスターカードの利用分を返済できない可能性があるので、他社借入件数と金額が大きい場合には審査で不利となるのです。

年収1/3を超える借り入れは要注意

ACマスターカードを利用して年収の1/3を超える借り入れを行なう場合には注意が必要です。他社借入がある人の場合は、すべての金額を合計したものとなります。

これは賃金業法の総量規制により、年収の1/3を超える借り入れは行えないようになっているためです。つまり他社借入ですでに年収の1/3近く借り入れている人は、ACマスターカードの審査で不利となるのです。

もし他社借入がある人は、まずは返済をしてからACマスターカードに申し込むようにしましょう。

信用情報に傷がないか

信用情報に傷があるというのは、クレジットカードやカードローンの支払いで延滞や滞納、債務整理などを行なった場合に記録される情報となります。

そして信用情報に傷があると、まず審査に通過することはないでしょう。

ただ、信用情報の傷は内容によって5~10年で消えるので、延滞や債務整理を行なってから何年経っているか確認しておく必要があります。

ちなみに信用情報に傷が入っていると、カードローンだけではなく新たなクレジットカードなどの申し込みも落ちてしまうので気を付けましょう。

同時に複数の申し込みをしていないか

ACマスターカード以外に、クレジットカードやカードローンへ同時に申し込んでいる場合には注意が必要です。

これは同時に何社にも申し込むということは、無計画な借り入れをしようと判断されるため審査で不利となるのです。もちろん複数のクレジットカードを利用して返済能力を超える買い物をする恐れがあると、判断されてしまうこともあるためです。

そのため、ACマスターカードに申し込みを行なう時には他社への申し込みは控えておきましょう。

直近で審査に落ちている場合は注意が必要

直近でACマスターカードや他のカードローンに申し込んでいる場合には、審査で不利となってしまいます。これは信用情報に過去の申し込み情報が記録されているためです。

例えば、半年や1年以上前の申し込みで落ちているのであれば、利用者の返済能力に改善がみられるかもしれませんが、1週間や1ヵ月ではその可能性は非常に低いためです。

そのため直近で審査に落ちた経験がある人は、しばらく期間を空けてから申し込むようにしましょう。

ACマスターカードの審査に落ちる人の特徴

属性審査と信用情報審査から重要なポイントをお分かり頂いたところで、ここからはACマスターカードの審査に落ちる人の特徴をまとめたので紹介します。

もし当てはまると思う人は、先ほど紹介したい属性審査と信用情報審査の重要なポイントなどと照らし合わせながら改善していきましょう。

安定した収入のない人・専業主婦

どうしても収入が安定しない自営業の方や、収入が無い専業主婦の方は審査に落ちてしまう特徴があります。

カードを利用してもお金を借りたとしても、返済や支払いをするためにはお金が必要となります。いくらお金を持っていたとしても、収入があると証明できなければ審査に通ることは難しいのです。

そのため収入がない状態の人は、まずは収入がある状態となればACマスターカードの審査に通過できる可能性を上げることができます。

過去に信用情報に傷が入っている人

過去に金融事故を起こした経験は審査に落ちてしまう人の特徴です。

審査をするアコムとしても、返済の延滞や債務整理などの経験がある人を審査で通過させるわけにはいきません。

そして信用情報に傷が入ると5年から10年は情報が消えないので注意が必要です。

申込情報や提出書類で嘘ついている人

申込情報や提出書類で嘘をついている人は審査に落ちてしまいます。

申込情報や提出書類は、信用情報や審査で行われる在籍確認で嘘の情報とすぐにばれてしまうのです。

そして嘘とバレた時にアコムのブラックリストに載る可能性も考えられます。
そのため、申し込み情報や提出書類は嘘の情報を記入しないようにしましょう。

過去に三菱UFJフィナンシャルグループとトラブルがあった人

過去に三菱UFJフィナンシャルグループとトラブルがあった人は気を付けてください。

アコムは三菱UFJフィナンシャルグループであり、ACマスターカードはアコムの発行だからです。

トラブルなどの情報はグループ内で共有されている可能性が高く、審査の段階でバレてしまいます。

そのため過去だけではなく、これからのことを考えて申し込む必要があるのです。

ACマスターカードの審査に落ちたら、しばらく申し込みを控えよう

以上がACマスターカードの審査基準の解説となります。

基本的には審査基準は公表されていませんが、申し込み条件、属性審査、信用情報審査に問題がなければ、審査通過率が50%以下でも通過する可能性は十分あります。

ACマスターカードは、クレジットカードとカードローンが一体となっているカードなので、非常に便利であるのは確かです。

確実にACマスターカードの審査に通過するためにも、今回の紹介したポイントをしっかり確認しておくことをおすすめします。

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