セントラルの審査基準と審査に落ちる理由を徹底解説

セントラルの審査基準と審査に落ちる理由を徹底解説

愛媛県に本社を置き、関東と四国を中心に展開しているセントラルという消費者金融をご存知でしょうか?

中小消費者金融の老舗でありながら、即日融資が可能で30日間の無利息サービスがあるなど、その便利さと大手に引けを取らない充実したサービス内容で評判の高い会社です。

審査も大手にくらべて甘く、ブラックリストと呼ばれる債務整理者や事故歴のある人でも融資がされたという声がある一方で、「セントラルで審査落ちしたけど他社の中小では通った」という人もいます。

そこでこの記事では、セントラルの審査基準から審査落ちの理由に至るまで徹底的に解説し、その実態に迫ります。

是非、参考にしてください!

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セントラルの審査基準は大手と比べると甘い

セントラルは中小消費者金融のため、審査が甘いのではないかと期待を寄せる人も多いのではないでしょうか。

結果から言うと、大手よりは甘く中小では決して甘い方ではないということになります。

その理由にはまず、大手が自動スコアリング方式の審査であるのに対してセントラルは手動による審査であること。

つづいて大手では審査に通ることのない、債務整理などの事故例があった場合でも審査を通過した実績があることがあげられます。

そのため、大手にくらべるとセントラルの審査は甘いという結論に至ります。

一方で、中小消費者金融のなかでは他社で通過した人がセントラルの審査では通らなかった事例も多く、決して通りやすいわけではないようです。

では、そんなセントラルの申込み条件はどのようになっているのでしょうか。
下記で具体的に解説していきます。

セントラルの申し込み条件

公式サイトの記載のあるセントラルの申込み条件は下記です。

→年齢が20歳以上であること
申込みのできる年齢は20歳からですが、他社で記載のある上限年齢についての表記はありませんでした。あくまでも返済能力が問われるということのようです。

→定期的な収入と返済能力があること
主婦や学生であってもアルバイトやパートといった収入があれば、定期的な収入として認められ申込み条件を満たすことになります。一方、配偶者貸付には対応していないため、収入のない主婦などの場合は配偶者に収入があったとしても、申込み対象外です。

→当社基準を満たしていること
上記2点の条件を満たしていても過度な借入や事故歴があるなど、セントラルの審査基準に満たない場合は、申込み対象外となります。

その他の貸付条件は下記一覧の通りです。

金利(実質年率) 4.80%~18.00%
遅延金利(実質年率) 20.00%
融資限度額 1万円~300万円
審査・融資 最短即日
申込方法 Web、自動契約機、来店、郵送、コンビニ
無利息サービス 30日間無利息

セントラルの審査で必要な書類

次に、審査後必要となる提出書類についてです。

本人確認書類(顔写真あり)

運転免許証、パスポート、マイナンバーカード

本人確認書類(顔写真なし)

健康保険証、マイナンバーカード

+住民票・公共料金の領収書・納税証明書などのうちどれか1点

収入証明書

給与明細、源泉徴収票、確定申告書など

必要なものは基本的に本人確認書類のみとなります。顔写真付きの証明書がある場合は、免許証やパスポートのみの提出でOKです。

健康保険証のように顔写真のない身分証の場合は、それに加えて公共料金の領収書や住民票が必要となります。健康保険証に記載の住所とは別の住所に現住所がある場合にもそこに住んでいることを証明するため上記の書類の提出が求められます。

最後に、50万円を超える金額の融資を希望する場合や、他社の借入合計が100万円を超える場合には収入証明書が必要です。

収入証明書は給与明細や源泉徴収票、確定申告書などがあたります。

セントラルの審査通過率は?

セントラルは審査通過率を公表していないため、具体的な数字は判明しませんでした。

しかし、ネット上の口コミでは、債務整理者などブラックリストでも審査に通過したという声も多く、審査通過率は65 ~ 70 %とも言われています。

大手消費者金融の審査通過率は45%程度が相場のため、それにくらべると高い通過率であることがわかりますね。

セントラルの審査基準を考察

ここまでで申込み条件や必要書類、審査通過率などの概要が大体把握できたのではないでしょうか。

しかし大切なのは、申込み条件のひとつでもある「当社基準を満たしていること」です。どんなに提出書類を揃えていてもこの当社基準という基準に該当していなければ融資はおりません。

また、審査基準は公表されていないため、申込み条件の文面などからその基準を探っていくことになります。

ここではセントラルの審査基準について、当サイトの考察をまとめていきます。

学生でもアルバイトをしていれば審査には通る

申込み条件としてはじめに記載のある通り、20歳以上で収入のある人が申込み対象です。

その中に「学生を除く」といった記載はないため、学生であってもアルバイトやパートなどで毎月の収入があれば審査対象となり、融資を受けられる可能性は十分あります。

ただし、総量規制という法律で融資の限度額が「年収の1/3」までとなるため、借入のできる限度額はアルバイトで稼いだ年収の1/3が限度です。

例えば月5万円の収入であれば年収は60万円。融資限度額はその1/3の20万円が上限となります。

自身に収入のない専業主婦は厳しい

たとえ配偶者(夫)に収入があったとしても、本人が専業主婦で収入がない場合だと審査に通ることは難しくなります。なぜならセントラルは「配偶者貸付」に対応していないからです。

「配偶者貸付」とは貸金業法という法律に制度としてあるもので、配偶者(夫)に収入があれば申込者が収入のない専業主婦でも借入をすることができます。

この制度を扱うかは、各事業者によって決めることができ、セントラルでは取り扱っていません。

そのため主婦であっても、収入がない場合は審査対象となりませんが、アルバイトやパートで収入があれば融資がおりる可能性があります。

ちなみに、セントラルには女性専用商品の「マイレディス」というものもありますが申込み条件は同様で、違いは対応するスタッフが女性スタッフであることだけです。

債務整理後でも時間が経っていれば審査に通る可能性も

セントラルに申し込む人の中には、これまでに債務整理をおこなったという人も多いようです。

一般的に債務整理を一度するとお金を借りられないと思う人も多いかもしれませんが、ある程度時間がたてば審査に通る可能性があります。

債務整理の種類は主に下記の3つです。

  • 自己破産…借金の支払い義務が免除
  • 任意整理…貸主に借金や金利の減額を交渉し返済金額を調整する
  • 民事(個人)再生…裁判所を通して返済額を1/10程度に減額する

上記の手続きをすると、消費者金融の信用情報機関であるCICやJICCにその情報が事故歴として5年程度記録されます。

この事故歴があると大手消費者金融の審査では自動的に弾かれてしまい、まず通ることがありません。

しかし中小消費者金融であるセントラルの場合は手動審査であるため、大手にくらべて柔軟な対応ができます。

その結果、このような事故歴があったとしても、現状の収入が返済に充分な収入額であると判断されれば審査に通る可能性があるのです。

ただし、債務整理直後の申込みで審査に通ることはほとんどなく、債務整理後に一定の時間が必要となるケースが多いようです。

セントラルの審査に落ちる人の特徴

大手よりも審査が甘いと言われているセントラルですが、すべての人が審査に通るわけではありません。中には審査に落ちる人も多くいます。

審査結果は公表されないため、具体的な詳細を知ることはできませんが、よくある審査落ちの特徴と要因を知ることで、審査に向けた対策をたてることができます。

ここでは具体的にどのような場合に審査が通らないのか、その特徴と要因をまとめました。

すでに複数の他社借入がある

セントラル以外で何社からも借り入れをしている場合は、たとえ10万円ずつの小口融資だとしても多重債務者と判断されることが多くあります。

金融会社は何より返済能力があるかを見ます。したがって、このように複数の他社借入があると返済が本当にできるのか疑問視され審査に通る確率は下がってしまうのです。

また申込み情報も信用情報機関に登録されるため、借入実績はなくても短期間にたくさんの金融会社に申込みをしている場合も審査に通らないケースがあります。

総量規制を超えると借り入れ不可

消費者金融会社は貸金業法という法律のもとで会社を運営しています。その法律の中で重要な役割を果たしているのが「総量規制」という法律です。

この法律は消費者を過剰な借金から守ることを目的として作られており、借入金額を制限する機能があります。

具体的には、消費者金融から借り入れできる金額を「年収の1/3まで」と定めているため、借入額がすでにその金額に達している場合には新たに融資を受けることができません。

他社借入で延滞・滞納をしている

他社で借金があり、その返済が遅れていたり未払いになっていたりすると審査に落ちてしまう大きな原因になります。

またこのケースでよくある例としてとくに注意が必要なのが、

  • 携帯料金の延滞・滞納
  • クレジットカード払いにしている公共料金の延滞・滞納

の2つです。

携帯料金の支払いや、クレジットカード払いにしている各種料金の支払を延滞・滞納すると、信用情報機関にその状況が登録されます。

その結果、返済能力に問題があるとして審査に落ちてしまうのです。

借金の返済は遅れていないのに審査に引っかかったという場合には、このような支払漏れがないかもチェックしてみましょう。

安定した収入があると認められない

セントラルの審査で返済能力の有無を判断する材料となるのが収入です。さらにその収入状況は下記の項目によって判断されます。

  • 勤続年数…1年以内など短期間だと審査で不利になる
  • 雇用形態…正社員に比べるとアルバイト・パートは厳しい。無職は審査落ち
  • 業種/職種…水商売や完全歩合制の職業は厳しめ
  • 会社規模…個人商店などの小規模だと厳しい
  • 年収額…少ないと融資がおりない

上記の中でもとくに勤続期間は重要になります。月収が高い人であっても、職を転々とする人は安定していないと判断されることが多く、審査に通りません。

何度も繰り返しますが、申込み条件にもある通り大切なのは「安定した収入があり返済能力があること」なのです。

債務整理をした直後などで信用情報の評価が低い

先の項目でも少し触れたように、債務整理直後では審査に通ることはほぼありません。なぜなら、返済能力がないため自己破産や民事再生、任意整理が認められているからです。

その中でも、自己破産が認められた直後の申込みに対して審査が通過することはありません。

また任意整理をした直後は、返済方法について他社と和解が成立し現状の収入から返済できる金額を決めた後となります。

そのため、取り決めが終わった直後の申込みでは審査に落ちる可能性が高いのです。

ただし任意整理後一定期間が過ぎ、決められた返済もきちんとしていて収入も充分あると認められた場合には融資が受けられる可能性があります。

申込情報に不備がある

審査に通りたいという強い思いと「少しくらいバレないだろう」という安易な考えから、嘘の情報を記載する人もいます。

しかし、虚偽の情報を登録することは審査落ちするだけでなく、詐欺だと判断される可能性もあり非常に危険です。

例えば架空の会社名や住所、電話番号で年収を高く記載して登録した人が、審査段階で他社借入を受けた時の情報と相違していることからバレてしまったということもあります。

勤務先の電話番号を偽っても、在籍確認もありすぐにバレてしまうので故意的に偽るようなことは絶対にやめましょう。

セントラルは誰でも審査に通るわけではないので要注意

大手消費者金融にくらべると審査が甘いことは確かです。しかし、それは手動審査によって対応が柔軟にできるからであり、誰でも必ず審査に通るというわけではありません。

審査では「安定した収入と返済能力があるか」が大きなカギとなります。それは大手消費者金融でも同様です。

審査に少しでも不安があるのであれば、この記事をもう一度チェックし不安要素を改善してみることから始めてみましょう。そうすれば自ずと審査通過率も高くなるはずです。

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