ビジネクストとは、個人事業主や中小企業の経営者を対象としたビジネスローンを展開している、業界では老舗の消費者金融です。
このページでは、そんなビジネクストの取り立てについて解説しています。
ビジネクストの取り立ては比較的厳しいものになっています。
しかし、態度によっては情状酌量の余地が認められ、譲歩してくれる可能性があります。
ビジネクストでの支払いが苦しくなってきた人は必見の内容です。
※本ページにはPRが含まれます。
目次
ビジネクストは正規の消費者金融
ビジネクストは正規の消費者金融です。
融資実績では日本トップクラスの実績を誇る、業界でも指折りの大手です。
契約数は実に10万件を超えています。
ビジネクストは大手消費者金融であるアイフルグループに所属しています。
そのため、大手ならではのしっかり構築されたノウハウも持ち合わせています。
アイフルグループのノウハウを武器に、個人事業主や中小企業をスピーディーに融資サポートしています。
実績も実力も十分にあるため、安心して取引ができることが魅力です。
ビジネクストの取り立ては厳しい
ビジネクストの取り立ては厳しいといわれています。
しかし、国が貸金業法の中の「取り立て行為の規制」をしたことで、映画やドラマで見るような取り立ては息をひそめるようになりました。
ですが、ビジネクストでは返済遅延に対する取り立てはしっかりとおこないます。
とはいっても闇金のような激しい取り立てではなく、
融資のハードルが低めに設定されている分、返済ができなかった時の取り立てもしっかりやるのです。
ビジネクストから取り立てを受けた時の対処法
ここからは、ビジネクストから取り立てを受けた時の対処法を解説していきます。
ビジネクストから取り立てを受けた時の対処法は
- 少しずつでも返済する
- 借金減額制度を利用する
以上の2つです。
取り立てを受けた時はあくまで返済する方向で対処法を考える必要があります。
少しずつでも返済する
ビジネクストから取り立てを受けた場合、最初にすべきことは少しずつでも返済し、返済する意思があることを見せることです。
返済をしようとしている人と、返済をしようともしない人とでは、ビジネクスト側が受ける印象が全然違います。
そのため、金額にこだわる必要はありませんが、少しずつでも返済し、返済する意思があることをアピールしましょう。
ビジネクストは厳しく取り立てをする業者ではありますが、場合によっては返済に融通をきかせてくれる可能性もあります。
借金減額制度を利用する
借金減額制度を利用することも、ビジネクストから取り立てを受けた時に取るべき対処法として有効なものです。
借金減額制度とは国が設けている制度のことで、
- 金利を0%にする
- 毎月の返済額の減額
- 借金も5分の1まで減る
- 自己破産をすることで全額帳消しにする
ことが可能になります。
しかし、個人の返済能力に応じてどのような効果が適用されるのかは変わってきます。
また、借金減額制度を利用するためには一定の時間とお金が必要となります。
そのため、借金減額制度の利用を検討しているのであれば、まずは減額診断を受けてみることをおすすめします。
ビジネクストの取り立てを無視すると社会的ペナルティを受ける
ビジネクストからの取り立てを無視し続けると、違約金などビジネクストからのペナルティのほかに、社会的なペナルティを受けることになります。
61日間以上の滞納で、金融事故情報が記録されるのです。
金融事故情報は個人信用情報機関に最低でも5年間は登録されます。
つまり、61日間以上ビジネクストへの返済を滞納していると、向こう5年間はクレジットカードや金融機関の利用に不自由をきたすことになるのです。
住宅ローンや自動車のローンなどを新規で組むこともできなくなります。
また、一括請求に対応できなかった場合には裁判に発展し、財産を差し押さえられることもあります。
差し押さえの対象には給料も含まれるため、この時点で勤務先にもばれることになります。
ビジネクストからの取り立てを無視すると、社会的なペナルティを受けることになるのです。
ビジネクストから一括請求で取り立てられる流れ
ここからは、ビジネクストから一括請求で取り立てられる流れを解説していきます。
ビジネクストから一括請求で取り立てられる流れは
- ビジネクストへの支払いが遅れる
- 支払い忘れの確認の電話を受ける
- 督促状が送付される
- 強制解約される
- 法的手続きの予告所を受け取る
- 債権譲渡通知書を受け取る
- 一括請求を受ける
といった具合です。
一括請求を受けるまでに返済するチャンスや挽回するチャンスはまだ残されています。
たとえ返済が間に合わなかったとしても腐らずに、できるだけ早く返済することを心がけましょう。
ビジネクストへの支払いが遅れる
予定していた返済日に返済ができないと、返済日の翌日から滞納という扱いになります。
多くの場合、支払日であることを忘れていたり、引き落とし口座にお金を入れてなかったりなどのうっかりしたミスであることが多いです。
たとえうっかりしていたとしても、返済日を1日でも超えてしまえば滞納です。
この時点で借金地獄が始まることになるのです。
支払い忘れの確認の電話を受ける
返済日に返済が確認できないと、数日後にビジネクストから電話がかかってきます。
この時点での対応は非常に丁寧で、支払いを忘れていないかどうかの確認の電話となります。
支払い忘れの確認の電話を無視し続けていると、勤務先に電話がかかってくることもあります。
勤務先への電話ではビジネクストという会社名こそ名乗られないものの、個人宛の電話ということで勤務先の人から怪しまれる可能性が出てきます。
督促状が送付される
ビジネクストからの電話連絡を無視していると、自宅に督促状のハガキが送付されます。
中身を見られない限り、ビジネクストから借金をしていることがばれる心配はありません。
しかし注意すべきは別にあります。
督促状が送付された時点で、もともとの借金のほかに延滞による違約金も加算されています。
そのため、借金総額がどんどん膨れ上がっているのです。
違約金は、20%の金利を日割りで計算することで算出されます。
金利が2倍になるため、ますます返済が苦しくなります。
強制解約される
61日以上滞納を続けると、ビジネクストから契約を切られ、カードが強制解約となります。
一度強制解約の措置を受けてしまうと、今後一切ビジネクストからお金を借りることができなくなってしまいます。
また、ブラックリストにも名前を連ねることになるため、今後ローンサービスなどを利用する際に不便になります。
法的手続きの予告書を受け取る
61日以上の滞納を続けると、法的手続きの予告書を受け取ることになります。
強制解約と同時におこなわれることが多いのですが、まれに強制解約のあとにおこなわれることもあります。
通知が来た時点ではまだ予告をしている段階のため、まだ手続きに踏み切ったわけではありません。
しかし、法的手続きの予告書を受け取った時点でいつ手続きに踏み切られてもおかしくない状況にいることになります。
一刻を争う状況になるため、できる限りの対策を講じるようにしましょう。
債権譲渡通知書を受け取る
あまりに滞納が長引くようだと、債権者がビジネクストではなく、専門の債権回収会社に変わることがあります。
長期間返済をせず、不良債権に認定された時点で債権譲渡通知書が送付されます。
債権回収会社とは、借金の取り立てを代わりにおこなう会社のことで、非常に危険な状態になります。
そのため、債権譲渡通知書を受け取った時点で専門家に相談することがおすすめです。
一括請求を受ける
法的手続きの予告書を受け取ってもなお反応を示さない場合、ビジネクストではなく裁判所から一括請求の通知が送付されます。
一括請求の通知を受け取ったら2週間以内に返済しなくてはなりません。
この際、遅れは一切認められません。
仮に返済ができない場合は法的手続きによって差し押さえなどの強制執行をおこなうことになります。
債務整理をすることで強制執行を免れる
債務整理をすることで強制執行を免れられることがあります。
債務整理をするにはまず、ビジネクストと交渉することが必要になります。
そして債務整理をするためには専門家の有する専門知識が必要です。
自分で交渉できない場合は専門家に頼むことにしましょう。
債務整理の交渉がうまくいくと、自己破産という形で借金を帳消しにできる可能性があります。
そのため、強制執行をどうしても免れたいときは債務整理をすることも視野に入れておきましょう。
ビジネクストのビジネスローンを利用するメリット
ここからは、ビジネクストのビジネスローンを利用するメリットを解説していきます。
ビジネクストのビジネスローンを利用するメリットは
- 融資までのスピードが速い
- 審査が比較的甘い
- 総量規制の対象外である
- 来店の必要がない
以上の4つです。
ビジネクストはビジネスローンであるにもかかわらずスピーディーな手続きをすることが可能な消費者金融です。
ひとつずつ解説していきましょう。
融資までのスピードが速い
ビジネクストのビジネスローンでは、融資までのスピードが最短3営業日以内という速さを誇ります。
担保や保証人の不要のため、担保や保証人を用意するために割かなくてはならない時間を削減できます。
最短は3営業日以内ですが、これはあくまですべての好条件がそろったときに実現されます。
なにか欠けていることがあれば、融資まで1週間程度かかることもあるのです。
しかし、他のビジネスローンと比較するとこれでも速い部類に入ります。
融資までのスピードが速いということは、ビジネクストの揺るぐことのない売りのひとつなのです。
審査が比較的甘い
ビジネクストは比較的審査の甘いビジネスローンとして知られています。
赤字で決算をしている会社にも融資をおこなうことがあります。
融資は条件をクリアしないとおこなわれませんが、ビジネクストの場合融資の条件のハードルが低めに設定されているのです。
審査に時間はかかるものの、ちゃんと融資を受けられる可能性は高いビジネスローンであるといえます。
総量規制の対象外である
ビジネクストのビジネスローンは事業者向けローンであるため、年収の3分の1以上の借り入れを禁じている総量規制の対象外となります。
ビジネクストが融資しているのは事業のための資金であり、生活資金ではありません。
そのため、貸金業法で定められているとおり事業者向けローンは総量規制の対象外となるのです。
来店する必要がない
ビジネクストでは、来店をせずに契約まで進めることができます。
すべてインターネット上で完結させることができるため、申し込みは24時間いつでもどこからでもおこなうことができます。
時間が取れずに忙しい場合にでも申し込みができるのは、ビジネクストのビジネスローンを利用する大きなメリットです。
ビジネクストのビジネスローンを利用するデメリット
ここからは、ビジネクストのビジネスローンを利用するデメリットを解説していきます。
ビジネクストのビジネスローンを利用するデメリットは
- 金利が他社と比較して高い
- 即日融資に対応していない
以上の2点です。
金利と即日融資に対応していないことがデメリットですが、事業者向けローンなので仕方がない点でもあります。
金利が他社と比較して高い
ビジネクストは審査が比較的甘く、融資までのスピードも速いのが特徴です。
しかしそのぶん金利が高めに設定されているのです。
8%から18%という数字は他社のビジネスローンと比較しても高い数字です。
金利が少しでも違うと借金総額は大きく変わってきます。
短い期間で返済できるのであれば良いのですが、長期的に利用する予定なのであれば一度検討する必要があるのです。
即日融資に対応していない
ビジネクストでは即日融資を受け付けていません。
融資までは最短でも3営業日以内となっています。
大きなお金を貸す事業者向けローンであるため、致し方ない部分でもあります。
申し込みに不備があると1か月以上審査に時間を費やすこともあります。
そのため、ビジネクストを利用する際にはできるだけ早く申し込むことをおすすめします。
ビジネクストの取り立ては厳しい!返済する意思をちゃんと見せよう
ビジネクストの取り立ては厳しいものになっています。
少額でも返済を重ねることで、返済をする意思を見せることがポイントです。
返済する意思があることがわかれば、ビジネクスト側も譲歩してくれる可能性があります。
そのため、一括返済に至る前に返済をすることはもちろんですが、少しずつでもコツことと返済していくことが重要なのです。