どうしても突然の出費でお金が必要になることはよくあることです。
潤沢に貯金があったり、家族の支援を受けたりできれば解決しますが、そう簡単に解決しないケースも珍しくありません。
そこで、消費者金融からお金を借りることが最も手っ取り早いと考えるはずです。
しかし、なんらかの事情で消費者金融の審査に通らずお金を借りれない場合、どうすればお金を捻出できるのでしょうか。
このページでは、消費者金融からお金を借りれない人を対象に、具体的な解決策についてわかりやすく丁寧に解説していきます。
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目次
消費者金融から借りれない人の原因
消費者金融からお金を借りれない人は、なんらかの問題を抱えているはずです。
消費者金融の審査自体はそこまで厳しい基準を設けていないことが多いので、審査に落ちた場合の原因は幾つかの項目に分けることができます。
- 過去に金融事故を起こしてブラック状態になっている
- 申込み条件を満たしていない
- すでに他社借り入れが年収の1/3を超えている
- 過去に消費者金融とトラブルを起こしたことがある
- 安定した収入源がない
- 専業主婦である
このような理由で消費者金融からお金を借りれない場合が多いです。
それでは、それぞれの内容についてもう少し丁寧に説明していきましょう。
過去に金融事故を起こしてブラック状態になっている
過去に消費者金融等のカードローンを利用したことがある人は要注意です。
特に問題なく返済しているまたは完済していれば心配無用ですが、そうでなかった場合は審査に落ちてしまう可能性が非常に高くなります。
たとえば、返済延滞や滞納または債務整理を行っていたケースです。
問題を起こした人は、個人信用情報機関にその情報が登録され、いわゆるブラック状態。
ブラック状態の人はきちんと返済していなかった証拠になり、審査を行う消費者金融からすれば貸し倒れリスクを高めてしまいます。
結果、審査に通らずお金を借りれないわけですね。
申込み条件を満たしていない
消費者金融の審査に通るためには、最低限申込み条件をクリアする必要があります。
申込み条件は各社異なりますが、おおよその注意点は以下の項目です。
- 年齢制限
- 返済能力
たとえば、満20歳以上で安定した収入を得て返済能力がある人、という文言が申込み条件になります。
年齢はそのままの意味ですが、「安定した収入」や「返済能力」は曖昧に感じる人も多いのではないでしょうか。
しかし、これは難しいことではなく大半の消費者金融はアルバイトやパートタイマーといった比較的収入が低くなりがちな人でも融資を行っています。
毎月収入を得ていれば、大半の人は申込み条件はクリアできるのではないでしょうか。
すでに他社借り入れが年収の1/3を超えている
消費者金融は国が定めた貸金業法という法律を遵守して経営をしています。
貸金業法の内容は複数ありますが、大事なポイントは総量規制です。
貸金業法の総量規制とは、年収の1/3以上の融資を禁止したもの。
これは消費者金融一社での制限ではなく、すべての消費者金融の借入総額で年収の1/3までしか借りれないことを意味します。
また、クレジットカードのキャッシング枠にも適応され、消費者金融で借りていない人でも場合によっては貸金業法の総量規制の制限を受ける可能性もあります。
このように他社含めて年収の1/3を超える借り入れは絶対にできないので、審査に落ちてしまいます。
過去に消費者金融とトラブルを起こしたことがある
過去に消費者金融を利用した際にトラブルを起こした人は審査に落ちるかもしれません。
トラブルの内容はさまざまですが、返済を怠ったり虚偽の書類を提出したり、内情はトラブルを起こした本人が最も理解できることでしょう。
たとえ個人信用情報機関に登録されるような内容ではなくても、社内情報としては記録されている可能性があります。
どのようなトラブルにせよ審査に落ちてしまう原因になりかねないことは覚えておきましょう。
安定した収入源がない
安定した収入を得ていない人は、審査に落ちてしまう可能性が非常に高いです。
先に説明したとおり、安定した収入とはアルバイトやパートタイマーでも構いません。
しかし、たとえば勤続年数が極端に短かったり、毎月1万円や2万円程度しか収入がなかったりすれば、それは安定した収入に該当しないこともあります。
また、日雇い労働者や家事手伝いでお小遣いを貰っているケースでも、安定した収入と見なされることは一般的にないでしょう。
まずは安定した収入を得たうえで、消費者金融の審査の申込みすることが大事です。
専業主婦である
専業主婦は、原則的に消費者金融の審査に通りません。
消費者金融の労働制は認められたきた世の中ですが、貸金業の世界では収入を得ていないと判断されてしまいます。
ただし、アルバイトやパートタイマーで働いている兼業主婦や在宅ワークで収入を得ていればお金を借りれる可能性があります。
また、配偶者貸付制度※を採用している消費者金融であれば、専業主婦でも審査に通ることはあるでしょう。
※配偶者貸付制度は夫の同意書の提出や手続きが通常の審査に比べて増えるため、利用者は少ないです。
いずれにせよ専業主婦が消費者金融からお金を借りることは例外的なケースを除きあり得ませんので、注意しなければなりません。
消費者金融から借りれないときの対処法
消費者金融からお金を借りれないときの対処法はあるのでしょうか。
嗜好品の購入や旅行であればあきらめれば済むというケースもありますが、どうしてもという状況であれば他の方法でお金を作らなければなりません。
ここでは、以下のような方法でお金の問題を解決する例を挙げてみました。
- 返済に困っているなら債務整理を検討する
- 生活に困っているなら市役所に相談をする
- 収入源がないなら即金のパート・アルバイトを検討する
- 不要なものを売ることを検討する
それでは、それぞれの対処法についてわかりやすく説明していきましょう。
返済に困っているなら債務整理を検討する
現在、消費者金融や銀行からお金を借りて返済できない場合は、まずは債務整理を検討してみてはいかがでしょうか。
いわゆる他社からお金を借りて返済するを繰り返す自転車操業は、今後なんらかの事情で収入が増えないかぎりは、いずれ破たんしてしまうことは容易に想像ができます。
それであれば、思い切って債務整理を検討したほうが計画を組みやすくなるでしょう。
債務整理は自己破産しかないように勘違いしている人もいますが、返済総額を減らせる方法を筆頭に複数の債務整理があります。
弁護士や司法書士に相談したうえで、債務整理を検討してみてはいかがでしょうか。
生活に困っているなら市役所に相談をする
生活に困っている場合は、市役所に相談すれば解決するかもしれません。
大半の人は市役所に相談しても生活保護の申請くらいだろうと思うかもしれませんが、生活福祉資金貸付制度という制度を利用することも可能です。
特に現在収入を得ていなかったり、どうしようもない状況だったりすれば、消費者金融でお金を借りるよりも市役所に相談するほうが解決するかもしれません。
消費者金融でお金を借りれない場合は、すぐに市役所に相談するようにしましょう。
収入源がないなら即金のパート・アルバイトを検討する
収入がなく無職の場合は、日払いのパートタイマーやアルバイトを考えてみてはいかがでしょうか。
最近はハローワークだけでなくスマホやパソコンから簡単に応募できる即金の仕事を紹介したサイトを見つけることができます。
急募のような仕事であれば採用される確率も高いため、まずは収入源を確保するように考えてみてはいかがでしょうか。
不要なものを売ることを検討する
家になにもないという人は滅多にないでしょう。
使わなくなったスマホや家電製品、玩具や洋服までなにかしら物はあるはずです。
昔は質屋に持っていくというイメージでしたが、最近はオークションサイトを中心に個人でも自由に値段を設定して販売することができます。
不用品は売っても構わないという考えの場合は、物を売ってお金を作ってみてはいかがでしょうか。
CASHであればその日のうちに不用品を現金化できる
最近人気の高いCASHというアプリは、当日中に不用品を現金化できます。
最短数分で振込が完了するため、オークションでは間に合わないというケースでもお金を瞬時に作れる可能性があります。
売りたい物をスマホで撮影して査定してもらった金額を指定口座に振込してくれるため、家に使わないブランド品等あれば思わぬ大金になるかもしれません。
金欠状態になりがちな人は、CASHの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
消費者金融から借りれないときのおすすめ借入先
消費者金融からお金を借りれないときは、他の借入先を検討するべきです。
とにかくお金を借りたい場合は、かならずしも有名所の大手消費者金融にかぎる必要はありません。
お金を借りるだけであれば中小消費者金融の審査を受けることも検討するべきでしょう。
また、質屋を筆頭に担保があればお金を借りる方法もあります。
それでは、おすすめの借入先について解説していきますね。
更に審査基準の甘い中小消費者金融を利用する
大手消費者金融の審査に通らない場合は、中小消費者金融の利用を考えるべきです。
中小消費者金融はネームバリューが大手消費者金融に比べて低いので、審査基準を甘く設定していることも珍しくありません。
場合によっては、個人信用情報機関のブラック状態の人でも審査に通ることもあり得ます。
大手消費者金融でも審査通過率は約50%近いこともあるので、中小消費金融はそれ以上の審査通過率を誇っている可能性もあります。
もしも大手消費者金融の審査に落ちた場合は、中小消費者金融の審査を受けてみてはいかがでしょうか。
審査が甘いキャッシングランキング!即日融資も可能な消費者金融
闇金に騙されないように要注意
審査基準の問題以前に、闇金に騙されないように注意しなければなりません。
闇金は甘いキーワードを用いてお金を融資するように誘ってくることがあります。
一見するとお金を貸してくれて助かるように思うかもしれませんが、法外な高金利や詐欺または恐喝といった犯罪に巻き込まれてしまうことも珍しくありません。
闇金の利用は後々大変なことになることが大半のため、絶対に利用しないようにしましょう。
質屋からお金を借りる
近くに質屋があれば、価値のある物を持っていけばお金を借りることができます。
これまで質屋を利用したことがない人は難しく感じるかもしれませんが、とりあえずお金を用意したい場合は検討するべきです。
ただし、近場に質屋がなければ利用できませんし、近所の目が気になるといったケースもあるでしょう。
そういった場合は、先に説明したCASHのようなアプリやサイトを利用してみてはいかがでしょうか。
不動産や車を担保にお金を借りる
不動産や車を所有していれば、それを担保にしてお金を借りることができます。
不動産や車なので審査の性質上すぐにお金を借りられるケースは少ないと思いますが、まとまったお金を手に入れることができます。
ただし、あくまで不動産や車といった価値のあるものを所有している必要があるので、限定的な対処法になるでしょう。
また、不動産や車を所有していても、かならずしも担保になるわけではありません。
担保にならないと判断されるとお金を作れないため、過度に期待しないようにしましょう。
消費者金融から借りれない状態からの追加借り入れは要注意
消費者金融からお金を借りれない状態から追加で借り入れすることは避けるべきです。
どのような事情であれば消費者金融の審査に落ちているということは、なんらかの問題を抱えていることが予想できます。
そういった状態で追加借り入れをしていれば、最終的に返済が困難になってしまいます。
返済困難に陥ると身心面にも大きな影響を受けますので、追加借り入れ以外の方法を検討したほうが将来的に無難ではないでしょうか。