学生ローンの友林堂のメリット・デメリット!他社と比較した特徴を徹底解説

学生ローンの友林堂のメリット・デメリット!他社と比較した特徴を徹底解説

学生生活でお金が足りなくなったとき、頼りになるサービスの1つが学生ローン。

その学生ローンのサービスを、創業から39年続けている老舗のローン会社が友林堂です。

学生ローンを探していて同社の存在を知った人は「他社と比較して友林堂はどうなのか」という点を知りたいでしょう。

ここでは、そのような疑問に答えるため、友林堂のメリットとデメリット、他の消費者金融や学生ローンと比較した場合の特徴を説明します。

※本ページにはPRが含まれます。

学生ローンの友林堂詳細情報(スペック表)

申し込み条件 満20歳以上(学生であること)
必要書類 身分証明書(学生証・免許証など)
審査時間 5~10分程度
利用用途 自由(使途限定・目的ローンの限度額は50万円)
契約期間 3年間
限度額 1~30万円
保証会社 なし(自社で審査)

学生ローンの友林堂のメリット

  • 大手の消費者金融より低金利
  • 自宅や職場に電話をかけられるリスクがない
  • 全国どこでも即日融資が可能

大手の消費者金融より低金利

友林堂の金利は実質年率で12.0%~16.8%です。少額の借り入れの場合は16.8%が適用されることが多いものですが、これは大手の消費者金融よりも低い金利となります。

大手消費者金融の実質年率は、東証1部上場企業のA社で、3.0%~18.0%です。

こちらも学生が借りるような少額であれば、ほとんどのケースで18.0%が適用されます。これと比較すると、友林堂の16.8%という金利は「1.2%低い」ということです。

A社以外の大手の消費者金融もほとんどが同じ金利であり、友林堂の少額融資での金利は「すべての大手消費者金融と比較しても低い」と言えます。

自宅や職場に電話をかけられるリスクがない

学生がお金を借りるとき、特に怖いのは親や家族、アルバイト先にバレることでしょう。

その点でも友林堂は安心できます。本人が承諾しない限り、自宅への確認電話は、職場への在籍確認の電話をかけることはありません。

また「住所確認書類等の必要書類がない場合に在宅確認をとる」と明記しており、裏を返せば「必要書類があれば在籍確認をしない」とも考えられます。

最終的に在籍確認が必要かどうかは、その学生の信用度によって決まると考えられますが、比較的柔軟な対応をしてもらえると期待できるでしょう。

全国どこでも即日融資が可能

友林堂では、申し込みの時間が早ければ即日の借り入れも可能です。公式サイトのトップページでも、一番上に「全国どこでも即日融資」と大きく書かれています。

申し込みの時間によっては当日の振り込みが間に合わないこともありますが、午前中などの早い時間帯に申し込めば、当日に借り入れできる可能性は高いと考えていいでしょう。

審査にかかる時間も、申し込みフォームで必要事項を送信した後、電話で5~10分程度と明記されています。

フォームの記入を5分で完了させたら、最短で10~15分ほどで借り入れできるということです。このように、スピーディーに融資をしてもらえることも、友林堂を利用するメリットです。

学生ローンの友林堂のデメリット

  • 追加の借り入れは毎回申し込みが必要
  • 返済も銀行振込が必要
  • 会員ページが大手と比べて使いにくい

追加の借り入れは毎回申し込みが必要

友林堂で追加の借り入れをするには、毎回「申し込みフォームから依頼する」必要があります。

限度額の範囲内であっても、フォームから連絡して振り込みを待たなければいけません。大手の消費者金融なら「ローンカード」が発行され、ATMから自由に借り入れできます。

あるいは、会員ページから振り込みの手続きをすれば、自動ですぐに振り込みされる仕組みです。

両者を比較すると、友林堂のシステムはやや不便と言えるでしょう。もちろん、これは「過剰な借り入れをせずに済む」という点では、メリットとも言えます。

しかし、いざ急ぎで借り入れをしたいという場面になると、困ることもあるでしょう。

返済も銀行振込が必要

大手のカードローンは、コンビニや銀行のATMから返済できます。

カードを差し込めば、支店名や口座番号などを入力せずに返済できるのです。金額を入力し、お金を挿入すれば手続きが完了します。

しかし、友林堂では通常の銀行振込のように、銀行名や支店名などの情報を入力して返済する必要があります。

口座情報を登録するにしても初回は入力が必要であり、振込手数料も必要です。

友林堂を利用する際は少しでも返済が楽になるよう、ネットバンキングに登録することをおすすめします。

会員ページが大手と比べて使いにくい

友林堂には「取引内容照会」という、いわゆる会員ページがあります。学生ローンなど中小規模の貸金業者ではこのようなページを持っていないところも多いものです。

それらの業者と比べれば、友林堂のサービスは充実していると言えるでしょう。

しかし、大手の消費者金融や銀行カードローンの会員ページと比較すると、やはり「少々見づらい、使いづらい」という印象は否めません。

特に大手の消費者金融の会員ページでは、インターネット返済などの機能もあります。Pay-easy(ペイジー)などのシステムを使って、会員ページからそのまま返済できるサービスです。

友林堂では金額を確認できるのみで、振り込みは別途ネットバンキングを開くか、ATMに足を運ぶ必要があります。

学生ローンの友林堂の審査基準は他社より甘い?

友林堂の審査基準は、他社と比較して甘くはありません。大手の消費者金融と比べると友林堂の金利のほうが低いため「大手よりは友林堂の審査のほうが厳しい」という見方もできます。

一般的に、金利が低いほど審査は厳しくなるためです。ただし「学生」という身分によって、普通の消費者金融より借りやすくなるという可能性もあります。

学生はアルバイト程度の収入しかなく、社会人と比較すると、お金を借りるうえでは不利な身分です。

大手の消費者金融でも、学生であることは原則マイナス要素として審査されるでしょう。

しかし、友林堂では「申込者が全員学生」であるため、学生という身分がマイナスになることはありません。

その点では、審査が甘いということはありませんが、大手の消費者金融より申し込みやすいとは言えるでしょう。

審査が甘いキャッシングランキング!即日融資も可能な消費者金融

学生ローンの友林堂の金利は他社より高い?

他社と比較すると、友林堂の金利は高いどころか低いものです。

メリットの段落でも説明した通り、大手の消費者金融の金利より、友林堂のほうが実質年率で1.2%程度低くなります。

学生ローンは借り入れする金額が小さいため、1.2%が大きな金額差になることは、それほどありません。

しかし、少なくとも「他社より高い」ということはないと、安心できるでしょう。

他の学生ローンと比較しても、友林堂の金利は低いと言えます。たとえば、学生ローン・学生キャッシングの専門店を謳うF社は、実質年率17.0%という金利です。

友林堂は16.8%であるため、0.2%という僅差ではあるものの、友林堂のほうが低金利となっています。

さらに、他社の学生ローンと比較すると、C社もF社と同じく17.0%です。A社は16.8%で友林堂と同じですが、これらの数値を見ると「友林堂の金利は学生ローンの中でもトップレベルで低い」と言えるでしょう。

学生ローンの友林堂は返済しやすい?

返済のしやすさについては、友林堂は大手のカードローンよりはやや劣ると言えます。

しかし、これは中小の貸金業者であればすべて共通して言えることです。友林堂は会員ページから返済金額などの情報を確認できるため、中小業者としてはむしろ便利な部類に入ります。

また友林堂は会員ページで情報を確認できるだけでなく、返済のシミュレーションもWeb上で行うことが可能です。

利用金額と毎月の返済額、利率の3つを入力すれば、残りの支払回数がわかります。

このように、返済のスケジュールを「見える化」しやすい点は、友林堂の返済システムの便利な部分だと言えるでしょう。

また、友林堂の近くに住んでいる場合は、店頭持参で返済できるのもメリットです。

銀行振込だと通帳に履歴が残ってしまい、家族や友人などに借り入れがバレてしまうリスクもあるでしょう。しかし、店頭持参ならそのような「証拠」が残らないため安心です。

返済方式

友林堂の返済方式は「元金自由返済」です。これは、返済日に支払う金額が「利息だけでいい」という方式。

元金の返済はいつでも自由にできるため「元金自由」というわけです。わかりやすくいうと「元金をいつまでも返済せず利息だけ払い続ける」こともできます。

もちろん、このような返済を続けることに金銭的なメリットはありません。あくまで返済方式を理解するためのイメージと考えてください。

元金はいつでも返済できるとはいうものの、返済するときは事前に友林堂に連絡する必要があります。

事前でなく事後の連絡でも対応してもらえる可能性は高いでしょうが、念のために事前に連絡するほうがいいでしょう。

返済の連絡をしたら、その日時までには必ず支払うようにしてください。この日時に遅れると、せっかく前倒しで返済しているにもかかわらず、逆に信用を損ねてしまうことになります。

連絡を受けた担当者にとって入金の確認は「その日の仕事のひとつ」です。それが早めに片付くよう、連絡後の入金は特に迅速にするべきです。

返済日

支払期日は「貸付日及び返済日より31日ごと」と記されています。たとえば、初回は4月1日に借りたとしましょう。

その場合、それから31日後の5月2日が、次の返済日になります。そして、それより前に返済したとしたら、その日付から31日後が次の返済日になる仕組みです。

たとえば、上の例で、少し早めの4月15日に返済したとします。すると、次の返済日は5月16日になるという具合です。

早く返済するほど「返済の回数が増える」とも言えます。

しかし、前倒しで支払うほど借り入れの残高も減っていくため、利息の支払いは少なくなるものです。

何より「うっかり返済日に遅れてブラックリストに入ってしまう」というリスクがないため、返済は前倒しでするのがいいでしょう。返済日がいつか覚えておくよりも「お金に余裕ができたら小まめに返済する」と考えるほうが、ストレスも小さくて済むと言えます。

学生ローンの友林堂の借り入れ方法

“借り入れは銀行振込によって行います。初回はもちろん、追加の借り入れも友林堂から振り込んでもらいます。

限度額の範囲内であれば何度でも借り入れできるため、あらためて審査をするということはありません。

ただし、追加融資の申し込みフォームから情報を送信し、担当者が振り込みをしてくれるまでにはタイムラグがあります。

これがどの程度の時間になるかはケースバイケースです。担当者が忙しい、融資や審査の申し込みが殺到しているという状況では、普段よりも遅れることもあるでしょう。

このため、借り入れが必要になりそうなときは、早めに追加融資を申し込んでおくことをおすすめします。

不要だったら後から返済すればいいため、早めに申し込んでおくデメリットはそれほどありません。使う銀行口座によっては振込手数料がかかりますが、いざというときに借り入れが間に合わないリスクに比べれば、小さなデメリットと言えるでしょう。

学生ローンの友林堂へ申し込んだ人の口コミ

申し込み年 2012年
年齢 21歳(当時)
職業 大学生
年収 48万円
利用目的 家賃の不足分の支払い
希望限度額 3万円

大学3年生のときに家賃の支払いがギリギリできなくなって、友林堂産で融資していただきました。

月収はファミレスのバイトの月4万円程度しかなかったので、審査に通るか不安でした。しかし、3万円という金額だったためか、10分ほどの審査ですぐに審査を通していただきました。一番心配していたアルバイト先への電話がなかったことに、特に安心したことを覚えています。借りた後は節約に励んで、2カ月で完済しました。

申し込み年 2015年
年齢 20歳(当時)
職業 専門学校生
年収 50万円
利用目的 携帯代金の支払い
希望限度額 1万円

専門学校2年生だったときに、友林堂さんのお世話になりました。携帯料金の支払いがその月だけ厳しかったのですが、延滞はしたくないと思い、1万円だけお借りしたいと思いました。居酒屋のアルバイトで年収が50万円ほどあり、それで1万円という金額だったため、割とすんなり融資していただけました。親に頼りたくはなかったので、今振り返ってもありがたく思っています。

申し込み年 2017年
年齢 24歳(当時)
職業 大学院生
年収 140万円
利用目的 研究の取材費
希望限度額 10万円

大学院の修士2年のときに、10万円をお借りしました。当時、修士論文を書くために遠方に取材に行くことなどが多く、その取材費が不足してしまったためです卒業して就職してからもしばらく物入りでしたが、半年程度したら余裕が出てきたため、そこから毎月1~2万円ほど、元金を返済するようになりました。結果、卒業してから約1年後に完済できました。卒業後も返済を待っていただけて、とても感謝しています。