キャッシングにかかる手数料はいくら?利息との違いを解説!

急にお金が必要となった際に、すぐに準備できるのがキャッシングです。

基本的にクレジットカードを持っている人であれば、カードにキャッシング機能が付いているため全国どこでもお近くのコンビニから利用することができます。

ただ、キャッシングを利用する際には必ず利用手数料が発生するため、少額ですが損をする形になるのです。

さらにキャッシングは手数料以外に利息などを支払う必要があり、借りたお金にプラスをするかたちで返済をするのが基本となります。

つまり、どのような費用がかかるのかを知っておくことが重要となるということです。

そこで今回は、これからキャッシングを利用しようと考えている人のために、キャッシングで必要となる手数料などを紹介します。

キャッシングを利用する上では、必要となるお金については知っておかないとならないことなのでぜひ参考にしてください。

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キャッシングの手数料は全国一律

キャッシングは全国のコンビニATMやクレジットカードの提携ATMで利用することができます。

多くのキャッシングがいずれかのコンビニATMに対応しているため、全国どこへ行ってもお金に困ることはないでしょう。

しかし、コンビニATMでも提携ATMでもキャッシングの利用時には手数料が発生します。

さらにどのATMを利用したとしても手数料は全国一律でかかり、東京でキャッシングをしようが、沖縄や北海道でキャッシングをしたとしても手数料に関しては同じ金額となります。

そこで全国一律のキャッシング手数料は10,000円以下か10,001円以上で金額が変わるのです。

10000円以下の借り入れなら手数料は110円

1回のキャッシング利用金額が10,000円以下の場合は、手数料は110円となります。

そのため、借り入れ金額+110円返済時には必要となり、10,000円借り入れた場合には10,110円の返済が必要になるということです。

10001円以上の借り入れなら手数料は220円

1回のキャッシング利用金額が10,001円以上の場合には、手数料は220円となります。

そのため、借り入れ金額+220円返済時に必要となるのです。

キャッシングの手数料は1回ずつの借り入れで発生するので、なるべく借り入れ回数を少なくした方がお得になります。

例えば今月10万円のお金が必要となる場合には、必要な時に1万円ずつ借り入れるよりも、1回で10万円借り入れてしまった方が手数料がお得になるのです。

海外でキャッシングを利用しても手数料は変わらない

キャッシングを普段利用することがないから自分には関係ないと思っている人もいるかもしれませんが、海外旅行に行く人であれば大きく関わってきます。

それは、現地の通貨を手に入れるためにキャッシングを利用する場合があるためです。

しかし、海外キャッシングをだからと言って、割高な手数料が発生することはありません。

基本的に10,000円以下の場合は110円の手数料、10,001円以上の場合は200円の手数料が発生します。

日本と変わらない手数料となりますが、借り入れた金額以上の手数料分が返済に必要となることは忘れないようにしておきましょう。

「両替手数料」は例外

もう一つ海外で現地の通貨が必要となった際に、日本円を両替することができますが、両替手数料が必要となります。

基本的に両替手数料は、両替した金額にその日の為替レートで計算したものとなるため、キャッシング手数料よりも割高となるのです。

例えば、5万円を米ドルに両替するには日本円にして2,000円程度(各カード会社によって実際に金額は変わります)の手数料が必要になるのに対して、キャッシングであれば220円の手数料で現地の通貨を手に入れることができます。

そのため、同じ現地通貨を手に入れるための手段だとしても、両替手数料については大きく金額がかかるため注意が必要となります。

キャッシングを利用する際にかかるのは手数料だけじゃない

ここまでキャッシングの際に必要となる手数料に関して紹介してきましたが、キャッシングには手数料以外にも利息が発生します。

キャッシングはあくまでもお金を借りている状態となるので、借りたお金に対して利息を付けて返済する必要があるのです。

手数料と利息を合算したものがキャッシングの利用にかかる費用

つまり、実際にキャッシングを利用した際に必要となる費用は、手数料+利息を合算した金額となります。

例えば、100,000円キャッシングで借り入れた場合には、手数料220円+利息が必要となり、各カード会社のキャッシング利息の利率によって返済合算も変わってきます。

そのため、借り入れた金額よりも多い金額を返済しなければならないことは覚えておきましょう。

手数料はキャッシングを利用するときに発生する「手間賃」

ちなみに、キャッシングではなぜ手数料が発生するのでしょうか。

それは、カード会社がキャッシングを行えるように準備などをした手間賃のためです。

キャッシングは自社のATM以外に、提携ATM、コンビニATMを利用することができますが、当然カード会社はタタで提携しているわけではありません。

他社のATMを利用するために費用がかかり、それを維持するためにもキャッシングで手数料を取っているのです。

利息はキャッシングでお金を借りたときに発生するお金

利息とは、キャッシングでお金を借りた時に発生するお金となります。

利息はキャッシングを提供するカード会社の利益となり、無料でお金を融資しているわけではないので、借りたお金に追加をする形で返済をしなければならないのです。

利息は借りた金額と金利によって決まる

キャッシングでは、借り入れ金額に対して10%や15%といった利息が発生し、借り入れ金額+利息を返済する必要があります。

基本的に借り入れ金額が大きくなればなるほど金利は下がる傾向にあり、借り入れ金額が少ない場合には金利が高くなる傾向にあります。

各カード会社や契約内容によって、金利の値幅は変わってくるため、なるべく金利が低い会社のキャッシングを利用した方が利息を少なくすることができるのでお得に利用することができます。

意外と知らないキャッシングとカードローンの手数料の違い

キャッシングのようにお金が必要となった際に、すぐに借り入れることができるものとしてカードローンがあります。

同じ融資を受けることができるサービスだから、そんなに違いが無いと思っている人も多いかもしれませんがそのようなことはないのです。

実は手数料で大きな違いが発生する場合があります。

キャッシングはATMや振り込みでも手数料が発生する

キャッシングの場合は、ATMを利用した借り入れだけではなく、返済時の振込みでも手数料が発生します。

つまり借り入れ時と返済時の往復で手数料が必要となるということになるのです。

そのため、この後に紹介するカードローンよりも手数料を多く支払わなければならない場合があります。

(各カード会社によって振込手数料の有料無料の違いはあります)

カードローンはATM利用時にのみ手数料が発生する

カードローンの場合は、ATMを利用した際にのみ手数料が発生します。

手数料に関してはキャッシングと同じく、10,000円以下の場合には110円、10,001円以上の場合には220円と言った手数料金で設定してある会社が多いです。
もちろん、各カードローンによって手数料には違いがありますが、振込み時に手数料が必要となるカードローンはほとんどありません。

会社によっては借り入れ時の手数料も、同じ会社のATMであれば発生しない場合もあるので、お得に借り入れることができるのです。

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