オリックス銀行カードローンの審査基準と審査に落ちる人の特徴まとめ

オリックス銀行カードローンの審査基準と審査に落ちる人の特徴まとめ

まずはオリックス銀行カードローンの申込条件をチェックしましょう。

オリックス銀行カードローンに申し込みができるのは以下の3つの条件を満たした方のみです。

  • 毎月安定した収入がある
  • 申込時の年齢が満20歳以上69歳未満
  • 日本国内在住

消費者金融や他社銀行カードローンでは、安定的な収入があればアルバイトやパートでも利用を認めているところは多くありますが、オリックス銀行では、基本的に学生や専業主婦はカードローンが利用できないので注意が必要です。

そのため、オリックス銀行カードローンはやや申し込みの間口が狭い申し込み条件であるといえます。

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オリックス銀行カードローンの審査基準は厳しい?

申し込みの間口が狭いオリックス銀行カードローンですが、その審査基準は厳しいのでしょうか?

結論からいうと、オリックス銀行カードローンの審査基準は、他社銀行カードローンと比べると甘く、消費者金融と比べると厳しいと考えられます。

ここからは、その具体的な理由について説明していきます。

他の銀行カードローンよりも審査基準は甘い

オリックス銀行カードローンは他社の銀行カードローンよりも審査基準がやや甘いと考えられます。

その理由には以下の2つがあります。

  • 金利が高い
  • 保証会社が2社ある

オリックス銀行の金利は「年1.7%〜17.8%」と銀行カードローンにしては高めで、消費者金融と同水準となっています。

このことから、オリックス銀行は審査基準を下げて金利を高く設定していると思われます。

また、オリックス銀行カードローンの保証会社は、オリックス・クレジット株式会社と新生フィナンシャル株式会社の2社です。

審査はオリックス・クレジット株式会社がはじめに行い、オリックス・クレジットの保証が受けられない場合に、新生フィナンシャル株式会社が行います。

このように、保証会社が複数あるカードローンでは、どちらかの保証が受けられれば審査に通過する仕組みとなっています。

そのため、オリックス銀行カードローンは、保証会社が1社しかない銀行カードローンよりも審査に通過する可能性が高く、金利面から見ても他社銀行カードローンよりも審査基準が甘いことが考えられます。

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消費者金融と比べると審査基準は厳しい

一方で、オリックス銀行カードローンは消費者金融と比べると審査基準は厳しいと考えられます。

なぜなら、オリックス銀行カードローンの金利が消費者金融よりもやや低いからです。

先ほど、オリックス銀行カードローンの金利は消費者金融と同水準と説明しましたが、例えばアコムの金利「年3.00%〜18.00%」と比較すると、最低利率と最高利率共にオリックス銀行の方が低いことがわかります。

さらに、アコムは100万円〜300万円の借入には7.7%〜15.0%の金利を適用するのに対し、オリックス銀行は5.0%〜14.8%です。

つまり、オリックス銀行カードローンは消費者金融と比べると適用金利が低いため、その分審査が厳しいことが考えられます。

銀行カードローンは消費者金融よりも審査が厳しい

オリックス銀行を含め、銀行カードローンは消費者金融よりも審査に通りにくいことが一般的です。

それは、銀行には融資のリスクが高いという理由があるからです。

銀行は多くの人からお金を預かっており、そのお金を失うわけにはいきません。

例えば、銀行が利用者に300万円融資したとして、その債務者が自己破産などで借金を踏み倒してしまったら、銀行にとっては大きな損失になります。

また、銀行は総量規制の対象外なので融資金額が高い上に、利用者が必ずお金を返してくれるかの審査ノウハウを持っていないので、審査を厳しくする必要があるのです。

一方で、消費者金融は総量規制という法律から、貸しつけられる金額が限定的である上、独自の審査ノウハウからしっかりと返済できる人かどうかを見極める力があります。

つまり、消費者金融は高い審査能力で少額の融資をするのに対し、銀行は審査能力が低くて融資金額が高いため、銀行は融資するリスクが消費者金融よりも高いのです。

オリックス銀行カードローンの審査に落ちる5つの原因

オリックス銀行カードローンの審査に落ちる主な原因は以下の5つが考えられます。

  • 信用情報に傷がついている
  • 申し込み条件を満たしていない
  • 短期間で複数のカードローンを申し込んでいる
  • 希望限度額が年収に対して高すぎる
  • 他社からの借入が多い

銀行カードローンの審査に落ちた場合、なぜ落ちたのかを分析することは非常に大切です。

次カードローンを申し込むときに対策ができますし、何も分析せずに申し込んで審査に落ちてしまった場合、信用情報に傷がついてしまう可能性があります。

以下では、それぞれの原因についてこまかく解説していきますので、審査に落ちたらこれらに該当していないか考えてみてください。

信用情報に傷がついている

信用情報に傷がついている場合、審査に落ちる可能性が高いです。

信用情報とは、クレジットやローンの契約情報や返済状況などを表す情報のことで、過去にクレジットカードの強制解約や債務整理の経験がある場合は、信用情報に傷がついている状態となります。

信用情報に傷がついている状態のことを、いわゆる「ブラックリスト」と呼び、信用情報を扱う個人信用情報機関にその記録が残っている限りは、どの業者からも返済能力が低い人と判断されてしまいます。

銀行カードローンは返済してもらうことを大前提としてお金を融資するので、ブラックリストのように過去に金融事故を起こしている人が審査に通過するのは難しいでしょう。

申し込み条件を満たしていない

申し込み条件を満たしていない場合、審査に落ちる可能性が高いです。

オリックス銀行カードローンの申し込みは、以下3つの条件を満たしている必要があります。

  • 毎月安定した収入がある
  • 申込時の年齢が満20歳以上69歳未満
  • 日本国内在住

特に、学生・専業主婦の方は、たとえアルバイトやパートをしていて安定した収入があったとしても、申し込みできないので注意しましょう。

銀行カードローンは消費者金融と違って、主に正社員や公務員を対象としているので、学生や主婦は審査に落とされてしまいます。

短期間で複数のカードローンを申し込んでいる

短期間で複数のカードローンを申し込んでいる場合「申し込みブラック」と呼ばれ、一時的に信用情報に傷がついている状態となります。

短期間の複数申し込みが「申し込みブラック」になるのは、金融業者に「限度額いっぱいに借りて踏み倒すつもりなのでは?」と怪しまれてしまうのが原因です。

申し込みブラックは、1ヶ月間に3社以上に申し込みをすると登録され、その登録期間は6ヶ月と一般的にいわれています。

そのため、銀行カードローンの審査が遅いからと、落ちた時の保険として複数者申し込むと、逆に審査に通らなくなるので注意しましょう。

希望限度額が年収に対して高すぎる

希望限度額が高すぎると審査に落とされる可能性が高いです。

年収に対して希望限度額が高いと、明らかに返済の計画を立てていない、もしくは甘く考えていることがわかります。

例えば、年収200万円の人の借入希望額が200万円だった場合、無理して借入ている可能性が高い上に、返済期間が長くなり利息が上がることで、返済が滞る可能性や、最悪返済されなくなることも予想されます。

また、どれだけ年収が高くて信用情報に問題がなくても、初回の契約ではおよそ100万円の融資が限界です。

そのため、希望限度額は無理なく返済できる金額にして申し込みましょう。

他社からの借入件数・借入額が多い

他社からの借入件数や借入額が多いと審査に通過するのが難しくなります。

金融業界では4社以上から借入をしている人は多重債務者とみなされ、信用情報に問題がなくても、銀行カードローンの審査に悪い影響を与える要因の一つです。

また、借入額が多い人は今後返済が滞ることが予測されるので、審査の通過が難しくなります。

そのため、オリックス銀行カードローンの審査に落ちた場合は、他社からの借入件数や借入額を見直し、改善する必要があります。

オリックス銀行カードローンの審査に通過するための4つのポイント

オリックス銀行カードローンの審査に通過するためには以下の4つのポイントが大切です。

  • クレヒスを作る
  • 勤続年数をできるだけ長くする
  • 希望限度額を低めに設定する
  • 申し込み内容や提出書類に不備がないようにする

はっきりいうと「これをやれば審査に通過する」といった魔法のような技はありません。

上記のように、クレヒスを作ったり長い期間一つの企業に勤めるなど、これまでの社会的信用の積み重ねが審査の通過に大きく影響します。

ただし、借入限度額を低めに設定するなど、審査が厳しくなるような申し込み方をしないことも大切なポイントではあります。

ここからは、それぞれのポイントについて解説していきます。

クレヒスを作る

クレヒスをこつこつ積み上げましょう。

クレヒスとはクレジットヒストリーのことで、いわゆるクレジットカードの返済実績です。

過去に滞納なく返済し続けているという実績は信用情報機関に記録されているので、クレヒスがあると返済能力が高いと判断され、銀行カードローンの審査に良い影響を及ぼします。

勤続年数をできるだけ長くする

勤続年数は長い方が審査に通過しやすいです。

勤続年数が長いということは、継続的に安定した収入を得ている証拠となるので、審査に通過しやすくなります。

銀行カードローンの審査に落ちた場合は、時間を空けて申し込んだ時に審査に通過できるよう、勤続年数を長くしておくことが大切です。

希望限度額を低めに設定する

できる限りオリックス銀行カードローンの審査に通過しやすくするためには、借入限度額を低めに設定することが大切です。

上記で説明したとおり、年収に見合っていない希望限度額は審査に落ちる原因になります。

そのため、低めの限度額設定は、審査落ちの原因を取り除くポイントとなります。

申し込み内容や提出書類に不備がないようにする

申し込み時に入力する内容や提出書類には不備がないようにしましょう。

例えば、通りやすいようにと年収を水増ししたり、他社借入件数・借入額のサバ読みすると、かえって審査に落ちる原因になります。

そういったウソの申し込みは必ず発覚するので逆効果です。

そのため、正しい情報での申し込みは、審査落ちの原因を取り除くポイントとなります。

オリックス銀行カードローンの審査に落ちた時の3つの対処法

オリックス銀行カードローンの審査に落ちたときの対処法として以下の3つがあります。

  • 時間を空けて他社カードローンを申し込む
  • 消費者金融を利用する
  • 質屋など審査なしで利用できる借入先も検討する

ここからは、それぞれの対処法について解説していきます。

実際にオリックス銀行カードローンの審査に落ちた人や、これから審査を考えている人は必見です。

時間を空けて他社カードローンを申し込む

時間を空けて他社カードローンに申し込むという対処法があります。

基本的に一度審査に落ちた会社に連続で申し込んでも、審査に落とされる可能性が非常に高いです。

さらに、連続での申し込みは申し込みブラック扱いにされる可能性もあるので注意が必要です。

もう一度オリックス銀行カードローンに申し込むなら、少なくとも6ヶ月は時間を空けることをおすすめします。

また、その間にクレヒスを作ったり、同じ職場で働いて勤続年数を伸ばすといった対策をしておきましょう。

消費者金融を利用する

オリックス銀行カードローンの審査に落ちたけど、今すぐお金が必要という人は消費者金融の利用を検討しましょう。

消費者金融は銀行カードローンとは審査基準が異なりますし、金利や総量規制の観点から、審査基準が銀行カードローンよりも甘いことが一般的に知られています。

さらに、消費者金融は銀行カードローンとは違って、即日融資に対応しているところも多いので、緊急でお金が必要ならば消費者金融の利用がおすすめです。

質屋なら審査なしで借入ができる

オリックス銀行カードローンの審査に落ちたら、質屋で借り入れることも手段の一つです。

高山質店や大黒屋といった大手の質屋では、品物を担保とすることで、審査不要でお金を貸し付けるサービスを行なっています。

ただし、質屋の金利は非常に高く、例えば大黒屋の月利は0.95%〜8%となっており、年間で換算すると、年利11.4%〜96%という暴利になります。

そのため、質屋で借入をする際は早めの返済が大切です。

借入が可能な金額は担保とする品物の価値によって変動しますが、このように質屋で借入を行うというのも検討しましょう。