大手銀行のメガバンクに比べて地方銀行のカードローンは情報が少なく、どうしても利用するまで至らないケースが少なくありません。
しかし、地方銀行はメガバンクのカードローンに匹敵する魅力を持っていることもあります。
その証拠に、今回紹介する関西みらい銀行が提供するカードローンもメガバンクのカードローンに比べて決して劣っているわけではありません。
このページでは、関西みらい銀行カードローンを利用するうえで知っておきたいメリット・デメリットについて徹底的に解説していきます。
関西みらい銀行のカードローンの審査に申し込む予定の場合は、ぜひ最後まで目を通していってくださいね。
※本ページにはPRが含まれます。
目次
関西みらい銀行カードローン詳細情報
申込条件 | ・関西みらい銀行の営業エリア内に在住 ・申込時の年齢が満20歳以上満66歳未満 ・継続安定した収入がある(パート・アルバイト可。学生・専業主婦・主夫は不可) ・保証会社の保証が得られる |
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必要書類 | ・本人確認書類 ・収入証明書類(50万円以上の融資希望の場合) |
審査時間 | 結果の回答は翌日以降 |
利用用途 | 健全な消費性資金(事業資金不可) |
契約期間 | 1年ごと |
限度額 | 最大800万円(満60歳以上は200万円以下) |
保証会社 | りそなカード株式会社またはオリックス・クレジット株式会社 |
関西みらい銀行カードローンのメリット
まずは関西みらい銀行カードローンのメリットを確認してみてください。
- 最高限度額800万円の借入枠
- おまとめローンとしての利用も可能
- 手続きはWebで完結で仮申込みは提出書類不要
- オートチャージ機能で残高不足でも安心
- 関西みらいのキャッシュカードで使える
このように関西みらい銀行カードローンはさまざまなメリットがあります。
それでは、それぞれのメリットについて丁寧に解説していきましょう。
最高限度額800万円の借入枠
関西みらい銀行カードローンは、最大800万円まで融資を行っています。
銀行カードローンでは最大800万円前後に設定している銀行が多く、関西みらい銀行カードローンでも特に劣っている部分はありません。
以下に、人気の高い銀行カードローンの最大限度額を示した表を用意しました。
みずほ銀行カードローン | 800万円 |
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三井住友銀行カードローン | 800万円 |
りそな銀行「りそなカードローン」 | 500万円 |
楽天銀行「スーパーローン」 | 800万円 |
イオン銀行カードローン | 800万円 |
大半の人気所の銀行カードローンでも最大800万円の限度額に設定しています。
関西みらい銀行カードローンのように最大800万円まで限度額が組めれば、大半の出来事に対応できるのではないでしょうか。
もちろん申込者によって借入可能額は異なりますし、事業性資金にも利用はできないので、その点は勘違いしないように注意してください。
おまとめローンとしての利用も可能
関西みらい銀行カードローンは、おまとめローンとして利用できます。
おまとめローンとは借金の一本化を意味し、複数社でお金を借り入れしている場合、一本化することで金利負担や返済総額を軽くできる効果があります。
特に消費者金融のような金利の高い貸金業者で融資を受けている場合、大きな効果を期待できます。
また、関西みらい銀行カードローンにおまとめローンとして活用する旨を伝える必要はなく、当初はおまとめのつもりでも普通に借り入れすることも可能です。
手続きはWebで完結で仮申込みは提出書類不要
関西みらい銀行カードローンは、Web完結に対応しています。
Web完結を利用すれば銀行に来店する必要はなく。自宅や外出先でパソコンやスマホを所有していれば申込みが完了します。
また、審査の結果もWebで知ることができるので、審査結果の通知の郵送を受け取る必要もありません※。
※諸事情で電話や郵送になることもあり得ます。
注目点は、関西みらい銀行カードローンの仮申込みの審査結果を知るまでは提出書類を用意しなくても大丈夫です。
まだ手元に書類を用意していない人でも仮の審査結果は知ることができるため、利便性はとても高いのではないでしょうか。
オートチャージ機能で残高不足でも安心
関西みらい銀行カードローンの面白いメリットのひとつとして、オートチャージ機能があります。
オートチャージ機能は簡単に説明すれば、一時的に口座残高が不足したときに限度額の範囲内で自動的に融資をしてくれるサービスです。
たとえば、光熱費やクレジットカードの返済日にうっかり残高不足になっていたケースでもオートチャージをしてくれるため、支払い忘れを防止してくれます。
いざというときに心強い味方になってくれるので、オートチャージ機能は非常に便利でしょう。
関西みらいのキャッシュカードで使える
一般的にお金を借り入れするためには専用ローンカードを発行してもらう必要があります。
しかし、関西みらい銀行カードローンは手元に所有している関西みらい銀行のキャッシュカードをそのまま使えます。
つまり、新たに専用ローンカードを受け取る手間を省くことができます。
また、新たに専用ローンカードを持たずにすむため、家族に内緒でローンを利用したい人でも怪しまれないのではないでしょうか。
関西みらい銀行カードローンのデメリット
関西みらい銀行カードローンはメリットだけでなくデメリットもあります。
ここまでメリットについてばかり解説してきたのでデメリットについても紹介しておきましょう。
具体的には、以下のようなデメリットがあります。
- 限定した地域の人しか審査に申込みできない
- 即日融資に対応していない
- 毎月の最小返済額は1万円と少し高め
- 毎月の約定返済日は5日しか選べない
それでは、それぞれのデメリットについて詳しく解説していきましょう。
限定した地域の人しか審査に申込みできない
関西みらい銀行カードローンは、関西みらい銀行の営業エリアの人しか利用できません。
他の地域の人の場合は審査に申し込むことはできないので、利便性にデメリットがあります。
関西地区に在住している人の多くは対応していますが、その他の地域の人の場合は関西みらい銀行カードローンを利用できない可能性が高いため、魅力的に感じても意味がないと言うケースもあるでしょう。
自身が関西みらい銀行の営業エリア内であるか確認したうえで審査に申し込むようにしなければなりません。
即日融資に対応していない
関西みらい銀行カードローンは、即日融資に対応していません。
当日中にお金が必要なケースでも対応してくれないので、いざというときは間に合わないこともあるでしょう。
ただし、銀行のカードローンはすべて即日融資に対応していないため、関西みらい銀行カードローンが特別遅いわけではありません。
どうしても即日融資を希望している場合は、大手消費者金融を筆頭に即日融資が可能な貸金業者の審査に申込みましょう。
銀行カードローンの即日融資は停止!銀行から今日中に借りるのは無理?
毎月の最小返済額は1万円と少し高め
関西みらい銀行カードローンは、毎月の最小返済額は1万円です。
これは決して低い返済額ではありません。
消費者金融や一部の銀行のカードローンは、月々数千円程度の返済ですむこともあります。
そういった約定返済額の少ない貸金業者と比べると高いと感じるのではないでしょうか。
ただ、毎月の約定返済額が高ければ元金に対する返済も多いので、かならずしも悪いことばかりではありません。
毎月の約定返済日は5日しか選べない
関西みらい銀行カードローンの約定返済日は毎月5日※です。
※土日祝日の場合は翌営業日です。
最近は複数の返済日を選択できたり、自由に返済日を選択できたりする貸金業者が多く、比較すると関西みらい銀行カードローンは選択肢がありません。
自身の給与支給日から離れている場合では、不便に感じることもあるでしょう。
大きなデメリットではありませんが、返済日の利便性としては不満を感じるかもしれないですね。
関西みらい銀行カードローンの審査基準は他社と比べて甘い?
関西みらい銀行カードローンの審査基準は、他社と比較して甘いのでしょうか。
実は、消費者金融や銀行のカードローンはどこも審査基準を公開していません。
つまり、審査基準に関しては推測をするしかないんです。
関西みらい銀行カードローンは、パートタイマーやアルバイトでも融資を行っていると明記しているので、特別厳しいということはないでしょう。
一方で、学生はアルバイトをして収入があっても審査に申し込めなかったり、専業主婦や主夫は対象外になっています。
収入を得ていない専業主婦や主夫はともかく、収入を得ている学生でも対象外にしているのは珍しいです。
その点のみ注目すれば、審査基準は少し高いと言えるかもしれません。
審査の甘い銀行カードローンはどこ?おすすめ銀行カードローンランキング
関西みらい銀行カードローンの金利は他社と比べて高い?
関西みらい銀行カードローンは、年2回の変動金利を採用しています。
2019年9月現在の適用金利は、年3.5%~年12.475%です。
また、関西みらい銀行の住宅ローンや給与振り込みまたはその両方を利用している場合は、適用金利よりも最大0.5%の金利の引き下げがあります。
それでは、人気所の銀行カードローンの金利と比較して表を用意しましたので、確認してみてください。
横浜銀行カードローン | 1.9%~14.6% |
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みずほ銀行カードローン | 2.0%~14.0% |
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 | 1.8%~14.6% |
三井住友銀行カードローン | 4.0%~14.5% |
楽天銀行「スーパーローン」 | 1.9%~14.0% |
イオン銀行カードローン | 3.8%~13.8% |
関西みらい銀行カードローンの上限金利は、年12.475%ですし、条件を満たせばここからさらに金利の引き下げがあります。
上記の人気の銀行カードローンと比べても関西みらい銀行カードローンの金利は低いです。
金利面だけを考えれば、関西みらい銀行カードローンの利用を検討する価値は充分にあるのではないでしょうか。
関西みらい銀行カードローンの返済システム
関西みらい銀行カードローンは、約定返済は口座振替でしかできません。
ATMを介した返済は随時返済しか対応していないため、ATMで返済をしても約定返済日には返済金額を口座に入金するようにしましょう。
随時返済に利用できるATMは、以下のものがあります。
- りそな銀行ATM
- 埼玉りそな銀行ATM
- 関西みらい銀行ATM
- セブンイレブンATM
- ローソンATM
- イーネットATM
- ゆうちょ銀行ATM
- バンクタイムATM
- BANCS提携銀行ATM
- MICS提携銀行ATM
ATMの利用する時間帯やATMによっては利用手数料が発生することもあります。
他社カードローンではATMから約定返済ができる場合もあるため、返済の利便性は少し悪く感じてしまうのではないでしょうか。
返済方式とは
関西みらい銀行カードローンの返済方式は、残高スライド方式です。
残高スライド方式とは、毎月一定の金額を返済していく方法で、毎月の返済金額を残高を参照にしてスライドしていく仕組みです。
たとえば、50万円借りたとしても翌月の50万円の返済を迫られることはなく、一定の金額である1万円を返済すればすむといった感じです。
いずれにせよ返済が長期化するほど金利負担は増えてしまうため、随時返済を活用しつつ早めの完済を目指すことが大事でしょう。
返済日
関西みらい銀行の毎月の約定返済日は5日です。
5日以外に返済することはできません。
返済日の選択肢が少ないのがネックですが、仕方ないとあきらめるしかないでしょう。
ただし、ATMを利用すれば随時返済はできます。
約定返済日を忘れないようにしながら、随時返済を有効的に活用していくべきでしょう。
毎月の最小返済額
関西みらい銀行カードローンの毎月の最小返済額は、以下のとおりです。
基準貸越残高 | 毎月5日(土日祝日は翌営業日)の返済額 |
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50万円以下 | 1万円 |
50万円超~100万円以下 | 2万円 |
100万円超~200万円以下 | 3万円 |
200万円超~300万円以下 | 4万円 |
300万円超~400万円以下 | 5万円 |
400万円超~500万円以下 | 6万円 |
500万円超~600万円以下 | 7万円 |
600万円超~700万円以下 | 8万円 |
700万円超~800万円以下 | 9万円 |
返済額は借入額に対して異なりますが、1万円ごとの区切りでわかりやすいのではないでしょうか。
関西みらい銀行カードローンの借入方法
関西みらい銀行カードローンは、以下の借入方法があります。
ATM
オートチャージ
このうちオートチャージは口座残高が不足した際に、自動的に融資をしてくれるサービスで、通常の借り入れとは異なるシステムです。
通常の借り入れとしてはATMを利用したものになります。
キャッシュカード
関西みらい銀行カードローンは、キャッシュカードがあればATMから借り入れできます。
他社のように専用ローンカードが必要ないため、手持ちのキャッシュカードをATMに挿入すれば借り入れ可能。
関西みらい銀行カードローンに対応したATMは、以下のものがあります。
- りそな銀行ATM
- 埼玉りそな銀行ATM
- 関西みらい銀行ATM
- セブンイレブンATM
- ローソンATM
- イーネットATM
- ゆうちょ銀行ATM
- バンクタイムATM
- BANCS提携銀行ATM
- MICS提携銀行ATM
数多くの銀行ATMに対応しています。
また、コンビニのATMを利用できる点も利便性を高く感じるのではないでしょうか。
関西みらい銀行カードローンに申し込んだ人の口コミ
関西みらい銀行カードローンの口コミは、地方銀行であることやまだ誕生して間もないカードローンということもあり、ほとんど見つけることができません。
ただ、金利面の低さを魅力に感じた口コミが増えてくるのではないでしょうか。
逆にデメリットで紹介した融資時間や返済日が選択できないといった口コミも出てくると予想できます。
今後、関西みらい銀行カードローンの口コミが増えてきたときが、正しい評判を形成していくのではないでしょうか。