テレビコマーシャルや交通機関の広告などで見かける消費者金融には有名な会社がいくつかありますが、それぞれの売上規模についてはあまり知られていません。
消費者金融の売上規模は会社の業績を表すため、安心して借りられるかどうかの目安になります。
そこで今回は、有名な消費者金融の中で売上規模が大きいカードローン会社を4社、ランキング形式でご紹介します。
また、売上規模だけでなく、貸付残高や利益といった指標についてもまとめました。
初めて消費者金融を利用する方の場合は、業績が良く認知度の高いカードローン会社がおすすめです。
売上規模の大きい会社はサービスも充実していることが多く、初めての方でも簡単に利用できます。
もし、消費者金融からの借入をご検討中であれば、今回ご紹介する売上規模ランキングをカードローン選びの1つの目安としていただければ幸いです。
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目次
1位 プロミス
売上高 | 2818億円2019年3月営業収益) |
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貸付残高 | 1兆1,571億円(2019年3月営業貸付金残高) |
当期純利益 | 450.6億円(2019年3月期) |
プロミスってどんな会社?
売上規模ランキングの1位としてご紹介するプロミスは、正式名称を「SMBCコンシューマーファイナンス株式会社」という消費者金融です。旧社名はプロミスとして運営されていましたが、2012年にSMFGの完全子会社となったことで現在の社名になりました。ただし、社名がSMBCコンシューマーファイナンス株式会社に代わった後も、キャッシングの商品名はプロミスというブランド名のまま運営されています。
大手の銀行系グループであるSMBCグループの参加の消費者金融のため、信頼度が高いのが特徴です。設立は1962年3月で、資本金は1407億37百万円となっています。
消費者金融の中では特に売上高や収益が高く、カードローン商品のサービスも充実しているため初めての方にもおすすめです。実質年率は4.5%~17.8%で、最短即日融資が受けられます。
また、ローンカードを使わなくても借入や返済ができるアプリローンなどのサービスも便利です。初めて申し込む方の場合、初回の利用日の翌日から30日間無利息で借りられるサービスも提供しています。
プロミスのメリット・デメリット!他社と比較した強みを徹底解説
2位 アコム
売上高 | 2770.6億円(2019年03月期 連結) |
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貸付残高 | 8,219億円(2019年3月末時点) |
当期純利益 | 377億8,100万円(2019年3月期) |
アコムってどんな会社?
売上規模ランキングの2位としてご紹介するアコム株式会社は、三菱UFJフィナンシャル・グループに属している消費者金融会社です。
大手銀行グループが運営する貸金業者で、マスターカードが日本国内で唯一ライセンスを与えていることからも信頼度の高さがうかがえます。
アコム株式会社の設立は1978年10月です。メインのカードローン商品であるアコムでは、最短即日融資が可能で、はじめての方は最大で30日間金利が0円となっています。
申込はWEBから完結することができ、借入や返済も全国のATMやコンビニで手続きできる点が便利です。
実質年率は3.0%~18.0%となっていて、大手消費者金融の中では標準的な金利設定です。
融資額は1万円から最大800万円の枠が利用できます。ただし、総量規制という法律上のルールから、実際に借り入れられる金額は申込者の方の年収の3分の1が上限となっていることにご注意ください。
このほか、マスターカードとの提携によるクレジットカード機能付きのローンカードが作成できることなどがアコムならではのメリットとなっています。
3位 アイフル
売上高 | 914.5億円(2019年3月時点) |
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貸付残高 | 3,793億円(2019年3月期) |
当期純利益 | 52億800万円(2019年3月期) |
アイフルってどんな会社?
売上規模ランキングの第3位にご紹介するアイフル株式会社は、1978年に設立された消費者金融です。
東証一部上場企業ではありますが、上位2社に紹介した消費者金融会社と異なり、大手銀行グループの傘下に入っているわけではありません。
そのため、売上規模としては2位のアコムと大きく差が開いています。
ただし、民間消費者金融の中では大手のカードローン会社で、実質年利は3.0%~18.0%、最高融資限度額は800万円で最短即日融資が可能なことなどは、上位2社と同様です。また、初回の申し込み時の30日間無利息サービスを展開しているため、初めての人でも安心して借入をすることができます。
アイフルは女性専用の電話窓口を開設していることなど、細かなサービスが特長です。申込に関してはWEB上で完結でき、郵送物などは一切なしで審査に申し込むことができます。また、カード不要でスマホアプリのみで借入ができるサービスも提供しているため便利です。
アイフルのメリット・デメリット!他社と比較した強みを徹底解説
4位 SMBCモビット
売上高 | 約350億円(2018年3月営業収益) |
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貸付残高 | 約2,500億円(2018年3月時点) |
当期純利益 | 89.7億円(SMBCコンシューマーファイナンス決算データ 2018年3月) |
SMBCモビットってどんな会社?
売上規模ランキング第4位にご紹介するSMBCモビットは、三井住友カードが提供するカードローンブランドです。
名前にSMBCと付いていることから分かる通り、SMBCグループに属しています。
モビットはもともと、三和銀行を中心に、消費者金融会社のプロミスと、信販会社のアプラスが共同出資して立ち上げられました。
三井住友フィナンシャルグループを100%株主とした、消費者金融カードローンとして提供されています。
借り入れにあたっての利率は、他の大手消費者金融と同様の3.0%~18.0%です。三井住友銀行に設置されている契約機で申込を行うことができます。
また、カード発行後に三井住友銀行のATMで借入をする際のATM手数料が無料なことも、SMBCモビットカードローン特徴の1つです。
大手消費者金融のシェアはアコムとプロミスが圧倒的
大手消費者金融の売上規模ランキングの第1位であるプロミスと、第2位のアコムは、3位以下の消費者金融会社と比較するとかなり大きな売上規模となっています。
また、第4位にご紹介したSMBCモビットは、1位のプロミスと同じSMBCグループに所属するカードローンのため、大手消費者金融のシェアはアコムとプロミス(SMBCコンシューマーファイナンス株式会社)の2社が圧倒的です。
シェアが大きな大手消費者金融は、売上だけでなく利益も大きく稼いでいます。
そのため、設備投資や新サービスの開発も積極的に行うことができ、便利に利用できるのが特徴です。消費者金融のカードローンを初めて利用する方で、どの会社を選ぼうか迷っている方は、上位2社の内どちらかを選ぶのも良いでしょう。
なお、3位と4位にご紹介した消費者金融会社も、年利などの条件は上位2社とそれほど差がありません。そのため、お住まいの地域やお勤め先の近くに自動契約機や店舗がある場合は、アイフルやSMBCモビットを利用するのもお勧めです。
アコムとプロミスは銀行グループの消費者金融だから安心
売上規模が大きく、シェアのほとんどを占めているアコムとプロミスは、どちらも銀行グループの消費者金融という点が共通しています。銀行グループは一般の民間消費者金融会社と比べると資本力があるため、安心して利用することが可能です。
最近は銀行カードローンのほうが使われている?
カードローン商品の中には、アコムやプロミスのような民間消費者金融が提供するカードローンサービスのほかに、銀行が直接提供している銀行カードローンもあります。銀行カードローンは民間消費者金融よりも審査が厳しいですが、金利が安く設定されているのが特徴です。
ただし、銀行系カードローンの場合は審査に最低でも1営業日かかってしまうため、即日融資を希望する場合は民間の消費者金融をおすすめします。最近では、様々な銀行がカードローン商品を宣伝していることもあり、依然と比べると融資を受ける際の抵抗感が少ないと感じる方も多いです。
安定した収入がある方や、会社員としての勤続年数が長い方などは銀行カードローンの審査でも問題なく通過できます。審査に不安がなく、即日融資ではなくても良いから低い金利でカードローンを使いたいという方は、銀行カードローンもおすすめです。
お金に困ったらまずは銀行カードローンか大手消費者金融がおすすめ
今回は、大手消費者金融の売上規模ランキングを中心に、カードローン会社の特徴についてご紹介しました。急な出費で現金が必要になったり、手元にすぐお金を用意しなくてはならず困ったりした場合には、銀行カードローンまたは大手消費者金融の利用がおすすめです。
特に、大手消費者金融の場合はWEBからの申し込みでその日のうちに借り入れをすることもできます。初めてカードローンを利用される方は、売上規模が大きくて知名度が高い大手消費者金融からの借入をぜひご検討ください。
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