三菱UFJニコスローンカードのメリット・デメリット!他社と比較した特徴を徹底解説

三菱UFJニコスローンカード

カードローンを利用したいと思った時に、どんなことに重きを置いて比較するでしょうか。

金利の安さも重要ですし、審査が厳しすぎないことや融資を受けられるまでの時間も大切な要素です。

しかし、最も重要なのは正確な情報を提供してくれていることではないでしょうか。

顧客を勧誘するために表現のトリックでお得に見えるような広告をしているところは避けたいものです。安心な三菱UFJニコスローンカードについて見てみましょう。

※本ページにはPRが含まれます。

三菱UFJニコスローンカード詳細情報(スペック表)

申し込み条件 20歳以上65歳未満・安定した収入のある人
必要書類 本人確認書類の写し・収入証明書の写し
審査時間 数日(カード発行まで2~3週間)
利用用途 事業資金を除き自由
契約期間 3年(更新可能)
限度額 利用可能枠として最低10万円から最高500万円(10万円単位)
保証会社 アコム株式会社

三菱UFJニコスローンカードのメリット

  • 借り入れに利用できるATMが多い
  • 審査で勤務先への在籍確認がない
  • 申し込みの際店頭に出向く必要がない

借り入れに利用できるATMが多い

三菱UFJニコスローンカードは、発行元が国内最大のクレジットカード会社である三菱UFJニコスなので、提携関係が大変広くて利用できないATMを探す方が難しいくらいです。

  • 都市銀行
  • 地方銀行
  • ゆうちょ銀行
  • イオン銀行
  • セブン銀行
  • ローソン銀行
  • ファミリーマートのコンビニATM
  • 一部の信用金庫と一部の信用組合ATM(NICOSマークのある物)

これらのATMで借り入れが可能となっています。

さらに、農協ATMについても2015年9月から利用可能になるATMが順次増えて行っています。

また、みなし金利に該当しないよう、ATM利用手数料は、借入金額が1万円の時が税別100円、それを超える場合には一律税別200円となっています。

審査で勤務先への在籍確認がない

ローンカードやクレジットカード、消費者金融などに申し込みを行った際、勤務先に在籍確認の電話が掛かってくることがあります。

やはり会社の人にそうした電話を取ってもらうことは気が引ける物です。

人によっては「社内に借金のことを知られるわけにはいかない」と言う切羽詰まった状況の人もいるでしょう。

その点、三菱UFJニコスローンカードは在籍確認の電話を掛けてきませんので安心と言えます。

審査は三菱UFJニコスが、2つの指定信用情報機関に登録されている個人信用情報に基づいて、三菱UFJニコスの社内ルールに沿って行われるだけです。

本人確認書類などの提出に不備があった場合も、本人の携帯電話に連絡が来るようです。

申し込みの際店頭に出向く必要がない

三菱UFJニコスローンカードの申し込み手続きはネットで完結します。

申し込みページから住所・氏名・生年月日などの個人情報を入力し、収入や生活費に関する情報を登録します。

次に勤務先に関する情報を入力したら、希望する融資枠などの情報の登録画面です。

さらに、借入金額の返済を行う銀行の口座情報を登録します。最後に入力情報を確認して、間違いがなければ申し込みは完了です。

そして、案内に従って運転免許証などの本人確認書類のコピーと、必要に応じて収入を証明する源泉徴収票や給与明細などのコピーを郵送すれば手続きが終わります。

審査結果は入力完了時に表示される専用コードを入力することで画面上で確認できます。

三菱UFJニコスローンカードのデメリット

  • 2つの指定信用情報機関に情報が登録される
  • カード発行までに2~3週間の時間が必要である
  • 金利がやや高めである

2つの指定信用情報機関に情報が登録される

一般的に貸金業者のカードローンの場合、利用される指定信用情報機関は株式会社 日本信用情報機構(JICC)であることが多くなっています。

それに対して三菱UFJニコスの場合、ローンカードであってもJICCと同時に株式会社シー・アイ・シー(CIC)にも同時に情報が登録されます。

基本的には延滞などイレギュラーなことが発生しない限り問題はありませんが、CICはクレジットカード会社がほぼ必ず加盟していますので、クレジットカードの途上与信の際に、カードローンの利用が増えていることをチェックされるのは有利な状況とは言えません。

とは言え、クレジットカードにキャッシング枠が設定されている場合、どこのカードローンを利用しても情報は丸見えになりますから、それほどデメリットとは言えないかも知れません。

カード発行までに2~3週間の時間が必要である

融資を急いでいる人の場合、これは大きなデメリットと言えるでしょう。

発行に時間がかかる理由は、書類のやり取りにあります。

申し込み手続きはネットで完結し、審査も数日程度で完了しますが、その後カード会社から必要書類の郵送を依頼する書面と返送用封筒が送られてくるようになっています。

その封筒に必要な書類を入れて返送し、それが確認されてからカードが発行されて郵送されてくるのです。

ですので、その期間を合計すると早くても2週間くらいはどうしても必要になってしまいます。

消費者金融系カードローンの店頭申込みのように、申し込みから数十分で融資可能と言うのに比べると、全くと言って良いほど即時性はありません。

金利がやや高めである

もちろん利息制限法がありますから、上限金利については特に高いと言うわけではありませんが、それでも実質年率6.0%~17.6%と言うのは、平均的なカードローンの中では高めと言わざるを得ません。

500万円借り入れの場合、三菱UFJニコスローンカードだと6.0%までにしか下がりませんが、5.0%以下の金利を設定しているカードローンも結構存在しています。

逆に高い方の金利を見た場合、100万円未満の借入で利息制限法に規定されている金利は18.0%以下です。

三菱UFJニコスローンカードの上限金利はこれに近い数字です。

もちろん18.0%を設定している会社もありますが、逆に15.0%未満の金利にしている会社もありますので、やや高めの金利設定と言えます。

三菱UFJニコスローンカードの審査基準は他社より甘い?

審査基準が厳しいか甘いかと言うことは、どの会社も公言はしていません。

もちろん審査基準の具体的な内容についても秘密です。

ですので、この情報は周辺状況からの推論になることを承知しておいて下さい。

先にもお話しした通り、三菱UFJニコスローンカードは国内最大のクレジットカード会社のローンカードなので、ある意味すべてのカードローンのお手本になる部分があると言えるでしょう。

つまり、審査基準も平均的な物になっていると推定できます。

一方、金利と言うのはカードローンの会社が負うリスクの対価と言う性質があります。

三菱UFJニコスローンカードの金利は、法的な上限ではないものの決して安いとは言えないレベルです。

ですから、その分リスクを取れると考えれば、多少は審査基準が甘いかもしれないと期待することはできるでしょう。

とは言うものの、貸し倒れが起こったのではどの会社も困ってしまいますから、一定の審査の厳しさと言うのはどの会社でも持っているものです。

審査が甘いキャッシングランキング!即日融資も可能な消費者金融

三菱UFJニコスローンカードの金利は他社より高い?

単純に実質年率最高だけを見た場合、三菱UFJニコスローンカードは17.6%と高めの設定になっています。

しかし、このローンカードは正直な金利表示を行っていると言える部分もあるのです。

例えば利用可能枠300万円~400万円レベルにおいての実質年率を見ると、三菱UFJニコスローンカードでは7.00%と書かれています。

一方、実質年率最高が14.5%のあるカードローンでは4.8%~8.8%、やはり実質年率最高が14.5%の別のカードローンでは7.00%~8.00%となっています。

幅を持たせた書き方をされると、人間の常として自分に有利な方の数字を見てしまいがちです。

しかしこの例の3つを見た場合、借り手にとって不利な数字の側では三菱UFJニコスローンカードの金利が最も安いのです。

三菱UFJニコスローンカードは、100万円以下の限度額の場合に幅を持たせた実質年率を提示していますが、それ以上の利用可能額の枠の場合、幅を持たせない実質年率の表示をしています。

これは単に正直と言うだけでなく、実際に借り入れをした時にそれ以上の金利を請求されないという安心感にもつながりますから、最終的には高くない金利だと言っても良いでしょう。

三菱UFJニコスローンカードの利息一覧

借入額 利息 返済回数 返済額 実質年率
1万円 141円 2回 1万円 17.6%
5万円 2,300円 6回 1万円 17.6%
10万円 8,910円 11回 1万円 17.6%
20万円 38,441円 24回 1万円 17.6%
50万円 191,463円 47回 1.5万円 17.6%
100万円 325,033円 54回 2.5万円 13.2%
150万円 539,949円 59回 3.5万円 13.2%
200万円 501,812円 56回 4.5万円 9.9%
300万円 505,306円 54回 6.5万円 7.0%
500万円 768,233円 58回 10万円 6.0%

三菱UFJニコスローンカードは返済しやすい?

カードローンは多くの場合リボルビング払いで返済することになっています。

このリボルビング払いとは、一定のルールに従って毎月の返済額が決まるものですが、なかなか返済が終わらないことが大きな問題だとも言われています。

しかし、その現象が起こるのは残高スライドリボルビング払いと呼ばれる方式で、借入残高が多い間は毎月の返済額も大きく、残高が減ってくると返済額が少なくなるタイプの物です。

何となく利用しやすいようですが、実際には元金の減るペースが遅いのでこのような問題が起こります。

その点、三菱UFJニコスローンカードは2種類の返済方式がありますが、返済金額は利用可能枠または借入時の金額をベースに決められます。

ですので、いつまでも元金が減らないと言うこともありませんし、臨時にATMから返済することも可能ですから、返済しやすいと言えるでしょう。

返済方式

三菱UFJニコスローンカードには2種類の返済方式があります。一つは定額リボルビング(毎月元利定額返済)方式で、利用可能枠の金額に応じて毎月の返済金額が決まるものです。

返済途中で追加の借り入れを行ったり、逆に臨時の返済を行ったとしても返済額は固定されたまま変動しません。

また、この方式ではボーナス払いを、1万円以上5千円単位で付加して返済額を増やすことも可能です。

もう一つの返済方式は借入時残高スライドリボルビング方式です。これは借り入れを行った際の残高に応じて返済金額が変動するものです。

この方式も返済が進んで残高が減っても返済金額が減ることはありませんから、いつまでも終わらないという現象は起こりません。

一方、途中で借り入れを追加した時に合計の残高が少なくなっていると、その金額を基準に返済額が見直されるため、支払額が減る可能性は存在しています。

この方式にボーナス払いはありません。

返済日

2019年6月現在、新規の契約で指定できる返済方法は口座振替だけです。

毎月27日の振替日の前銀行営業日までには、口座残高に不足がないようにしておいて下さい。

三菱UFJニコスは消費者金融系の指定信用情報機関だけでなく、クレジットカード系の指定信用情報機関であるCICにも加盟していますから、延滞にはならなくても入金遅れがあった場合、その情報が記録に残ってしまう可能性があります。

また、毎月の支払日とは別に臨時の返済をATMから行うことができますが、臨時返済を行ったとしても毎月の引き落としに代えることはできませんので、十分注意しておいて下さい。

なお、27日が銀行休日であった場合、翌営業日に引き落としが行われます。

毎月の返済額

定額リボルビング(毎月元利定額返済)方式の場合
借入残高 約定返済額
1万円 1万円~残高全額
5万円 1万円~残高全額
10万円 1万円~残高全額
20万円 1万円~10万円
50万円 1.5万円~10万円
100万円 2.5万円~10万円
150万円 3.5万円~20万円
200万円 4.5万円~20万円
300万円 6.5万円~30万円
500万円(限度額上限) 10万円~50万円
借入時残高スライドリボルビング方式の場合
借入残高 約定返済額
1万円 1万円
5万円 1万円
10万円 1万円
20万円 1万円
50万円 1.5万円
100万円 2.5万円
150万円 3.5万円
200万円 4.5万円
300万円 6.5万円
500万円(限度額上限) 10万円

三菱UFJニコスローンカードの借り入れ方法

“三菱UFJニコスローンカードを使って借り入れを行う場合には二つの方法があります。

一つはATMから現金を引き出すもので、一般的な物と言えるでしょう。

もう一つはインターネットで申し込んで引き落とし口座に振り込んでもらうものです。忙しくてATMに出向けない場合の資金移動に便利な方法です。

ATMで現金を引き出す方法

最初に紹介したように、三菱UFJニコスローンカードの借り入れで利用できるATMは非常にたくさんあります。

都市銀行・地方銀行のATMはすべて利用可能ですし、もちろんゆうちょ銀行のATMも使えます。

また、上位4社のコンビニのATMもすべて使えますので、時間を気にすることなく利用できるのが便利です。

信用金庫や信用組合、農協と言った地方性の強い金融機関にも使えるATMが多いので小回りが利くとも言えるでしょう。

ATMでお金を引き出す場合には1万円単位になります。利用枠が残っていても、それが1万円を下回っていた場合借り入れはできませんので注意して下さい。

インターネットを使って振り込んでもらう方法

あらかじめWEBサービスに登録しておくことが必要ですが、申し込んでおくと引き落とし口座に指定している銀行口座に振り込みで借り入れができます。

申し込み時間と振込み時間には少しずれがありますので注意しておいて下さい。

ゆうちょ銀行の場合は、申し込みの3営業日後の正午以降になります。それ以外の金融機関の場合は次の通りです。

平日の午前8時まで 当日の正午以降
平日の午前8時から午後1時まで 当日の14時以降
平日の午後1時から深夜0時まで 翌営業日の正午以降
金融機関休業日 翌営業日の正午以降

振込手数料は無料です。

三菱UFJニコスローンカードへ申し込んだ人の口コミ

申し込み年 2018年
年齢 50代
職業 会社員
年収 400万円~600万円
利用目的 レジャー
希望限度額 50万円

申し込みのための時間に余裕があったので、信頼できる銀行系カードにしました。カードが発行されてからは借り入れの手間もかからず便利でした。うっかり返済が遅れたこともありましたが、郵便で連絡が来ただけで、その後のトラブルもなく完済しています。途中で一括返済したのですが、手続き自体は難しくないものの、案内が分かりにくく内容を理解するのに時間がかかってしまいました。

申し込み年 2018年
年齢 50代
職業 パート
年収 200万円
利用目的 生活費
希望限度額 10万円

短期・少額借り入れを前提に情報を集めていたら、ここが一番安心な気がしたので申し込みました。審査もそんなに厳しい感じはしませんでしたし、問い合わせに対する対応もとても親切で分かりやすかったです。返済についても追加返済が自由にできるのはとても良かったと思います。申し込み時の確認は自宅への電話とメールでした。

申し込み年 2018年
年齢 30代
職業 会社員
年収 200万円~400万円
利用目的 レジャーと商品購入
希望限度額 300万円

審査結果は3日で出ました。新規借り入れでは、金利も他社と変わりません。借り入れも全くストレスなく行えますから便利なカードだと思います。返済は口座振替なので、手間もかからず手数料も必要ないのでありがたいです。問い合わせに対する対応も非常に感じの良いもので分かりやすかったです。