地方銀行が提供しているカードローンは、地元の人にとっても親しみやすいサービスです。
ここで取り上げる三重銀行カードローンも、三重県や愛知県の人から人気を得ています。
この記事では、三重銀行カードローンのメリットやデメリットなどをまとめてみました。申し込みの後に行われる審査や返済方法についても、解説しましょう。
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目次
三重銀行カードローン詳細情報(スペック表)
申し込み条件 | 満20歳以上満65歳以下の人 安定した収入が継続してある人 返済用の普通預金口座がある人 三重銀行の営業区域内に居住、あるいは勤務している日本国籍の人と永住許可を受けている外国人 保証会社の保証が受けられる人 |
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必要書類 | 本人確認資料 所得証明資料(限度額50万円以上の場合) 普通預金の通帳と届出印 |
審査時間 | 2営業日 |
利用用途 | 自由(事業資金以外) |
契約期間 | 1年(自動更新) |
限度額 | 10万円から500万円 |
保証会社株式会社 | セディナ |
三重銀行カードローンのメリット
- アルバイトや専業主婦、自営業者も申し込みができる
- 土日祝日も営業している相談窓口がある
- 住宅ローンを契約していると低金利の「セレクト」が利用できる
アルバイトや専業主婦、自営業者も申し込みができる
いろいろな職業の人が利用できるところは、こちらのカードローンの大きなメリットです。
三重銀行のカードローンは、安定、継続した収入を得ている人なら雇用形態を問わず申し込みができます。
このローンは、契約社員はもちろん、アルバイトやパートの人でも申し込みが可能になっています。
また、自営業者や年金受給者、専業主婦もサービスの対象です。専業主婦は、配偶者に安定した収入があることが条件であり、本人の収入は問われません。
また、コンスタントに収入を得ていれば、自分で事業をしている自営業者も審査に通る可能性があります。
収入が安定している限り、会社に勤務していない人でも利用することが可能。申し込みができる人の幅は、かなり広いと言えます。
土日祝日も営業している相談窓口がある
土日祝日に利用ができるローンの相談窓口があることも、三重銀行カードローンのメリットです。
三重銀行では、三重県や愛知県にローンプラザを設置しています。ローンプラザは土日祝日も営業しており、カードローンの相談なども受け付けてもらえるようになっています。
契約する際の利息や返済方法などを詳しく聞きたいときには、このようなローンプラザを利用すると便利です。
ローンプラザでは、少し込み入った相談もできる可能性があります。複数のローンを契約している人などは、債務を1つにまとめる方法などもアドバイスしてもらえるかもしれません。
実際、こちらの三重銀行カードローンを利用して、複数の債務を1つにまとめている人もいます。
住宅ローンを契約していると低金利の「セレクト」が利用できる
住宅ローンと併用することで、よりお得にお金が借りられる点も三重銀行カードローンのメリットと言えます。
三重銀行カードローンを申し込む場合、三重銀行の住宅ローンを契約している人は、より低金利の「みえぎんカードローンセレクト」を利用できることがあります。
「みえぎんカードローンセレクト」は金利が年4.3パーセント(変動金利)です。また、このサービスは借入限度額の最低額が30万円と高額になっています。
「前年度の年収が250万円以上」や「借入限度額の300万円超または2倍以上の年収があること」などの条件に該当すれば、こちらのサービスを契約できるかもしれません。
三重銀行の住宅ローンを利用している人は、住宅ローンの契約時にすでに銀行の審査を受けています。
このような人は、カードローンの審査もいくぶん通りやすくなることが考えられます。”
三重銀行カードローンのデメリット
- カードローンを利用するときに口座開設が必要
- 専業主婦の借り入れは30万円まで
- 正式申し込みの際に窓口に行く必要がある
カードローンを利用するときに口座開設が必要
三重銀行カードローンを利用するときは、三重銀行に返済用の口座を用意する必要があります。
このようなカードローンを利用する場合、すでにその銀行に口座を持っている人であれば手続は必要ありません。
ただ、口座を持っていない人は、銀行印などを用意してあらたに手続きをする必要がでてくるでしょう。口座を開くときには、三重銀行の窓口などに出向くのが一般的です。
三重銀行の口座は、インターネットを通じて開設することも可能ですが、必要書類である本人確認書類のコピーや原本などは、別途銀行に郵送する必要があります。
利用するにあたって、口座開設の手間がかかる点は、三重銀行カードローンの1つのデメリットになるかもしれません。
専業主婦の借り入れは30万円まで
こちらの三重銀行カードローンは、専業主婦の借入限度額が低く設定されています。
このローンの場合、通常の借入限度額は10万円から500万円です。専業主婦の人は借入限度額が30万円となっているため、世帯収入が多い場合でも、限度額を超える金額は原則として借りられません。
30万円以上のお金を借りたいときには、より借入限度額が多いカードローンを利用するか、もしくは配偶者などの家族を契約者にして申し込みをする必要があるでしょう。三重銀行カードローンは、事業資金以外であれば使い道は自由です。
ただ、借入限度額が少ない場合、カードローンを利用できるシーンが、レジャーや買物などの日常的な状況に限られてくる可能性があります。
正式な申し込みの際に窓口に行く必要がある
三重銀行カードローンを正式に申し込むときには、基本的に三重銀行の窓口まで行かなければなりません。
このカードローンの場合、事前審査については電話やインターネット、FAX、郵送などのさまざまな方法で受け付けてもらえます。
ただ、正式な申し込みや契約をするときには、三重銀行の店舗などに書類を持参して手続きをするのが1つのルールになっています。
ちなみに、正式な申し込みの内容と事前審査のときに申告した内容が異なる場合は、事前審査に通過していても融資が受けられないことがあるため要注意。
正式な申し込み、契約をしてローン専用のカードが自宅に届くまでは、「お金が借りられる」と早合点してしまうのは避けたほうがよいかもしれません。
三重銀行カードローンの審査基準は他社より甘い?
三重銀行カードローンのような銀行系カードローンは、審査がとくべつ甘いといったことは余りありません。
三重銀行カードローンの場合も、申込者の信用情報や年収などはかなり厳しくチェックされる確率が高いです。カードローンの保証会社である株式会社セディナは、SMBCグループの企業です。
SMBCグループの会社はさまざまなローンの保証を行っているため、過去5年以内に金融事故を起こした人などは、信用情報がネックになって審査に落ちる可能性もあります。
ただ、このカードローンの場合、年金受給者や専業主婦でも申し込みが可能であり、契約者の職業などは余り問われません。
職業よりも、収入の安定度や収入に対しての借入限度額などが重視されているようです。
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三重銀行カードローンの金利は他社より高い?
低金利の銀行系カードローンを探すときには、こちらの三重銀行カードローンも1つの候補に挙がってくるかもしれません。
三重銀行カードローンは、最低金利が年4.5パーセント、最高金利が年14.3パーセントです。
他社の銀行系カードローンと比べてみると、このような金利は、いくぶん低いことがわかります。
オリックス銀行カードローン | 年1.7%~年17.8% |
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新生銀行「スマートカードローンプラス」 | 年4.5%~年14.8% |
三重銀行カードローンは、オリックス銀行のカードローンと比べると最高金利が数パーセントほど低くなっています。
新生銀行の「スマートカードローンプラス」と比較しても、0.5パーセントほど最高金利が低いです。”
三重銀行カードローンの利息一覧
三重銀行カードローンは、借入限度額によって適用される金利が変わります。同じ金額を借りる場合でも、契約時にどのくらいの借入限度額になっているかで、利息の額が少し変わる可能性があります。
以下の表では、記載した金額が借入限度額だった場合に発生する1年間の利息をまとめてみました。
1万円、5万円の利息は、10万円が借入限度額と想定して計算しています。
三重銀行カードローンの最高金利は、借入限度額が10万円以上90万円以下の場合は、一律年14.3パーセントです。借入限度額が100万円以上190万円以下になると、年12.5パーセントに金利が下がります。
借り入れ限度額 | 1年間の利息 |
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1万円 | 1,430円 |
5万円 | 7,150円 |
10万円 | 14,300円 |
20万円 | 28,600円 |
50万円 | 71,500円 |
100万円 | 125,000円 |
150万円 | 187,500円 |
200万円 | 190,000円 |
300万円 | 225,000円 |
500万円(限度額上限) | 225,000円 |
三重銀行カードローンは返済しやすい?
いくつかの点で返済しやすい条件がそろっているのが、三重銀行カードローンの特徴です。以下の2点は、返済するうえでも1つのメリットになる可能性があります。
- 約定返済額
- 適用される金利
このカードローンの約定返済額は、少額の借り入れでも最低額がやや高めに設定されています。
約定返済額が高いと毎月の負担が大きくなるため、一見、返済がしにくいように見えるかもしれません。ただ、約定返済額が高い場合、より早く完済できることが考えられます。
1回の返済で支払う金額が大きいと、発生する利息を抑える効果も期待できます。
三重銀行カードローンは、最高金利が適用された場合でも年14.3パーセントです。約定返済額を毎月欠かさず返済し、ゆとりがあるときに増額をすれば、スムーズに完済できる可能性は十分にあります。
返済方式
三重銀行カードローンは、借入残高スライドリボルビング方式のカードローンです。
この返済方式のカードローンを利用するときは、次のようなポイントを押さえておくと役立ちます。
- 約定日の借入残高が減ると返済額も少なくなる
- 約定日の借入残高が増えると返済額も上がる
借入残高スライドリボルビング方式は、約定日の借入残高によって毎月の返済額が増減します。
三重銀行カードローンの場合、借入残高によって、返済額が6つのカテゴリーにわかれています。借入残高が増減して該当するカテゴリーが変わると、返済額もそれに伴って変化する仕組みです。
こういった返済方式を取り入れたカードローンは、全国のさまざまな金融機関が提供しています。
返済日
自動引き落としで返済する三重銀行カードローンは、10日が返済日です。毎月10日になると、あらかじめ登録してある返済用の口座から約定返済額が引き落とされます。
完済までの期間は、このような返済日をしっかり覚えておくことが大切です。10日が土日祝日にぶつかったときは、翌営業日が返済日になります。
時間帯や曜日によっては、自分の口座に入金するときにも手数料がかかる可能性があります。
約定返済額を口座に入れるときには、手数料がかからないタイミングを選んで早めに手続きをしたほうがよいかもしれません。
返済日に引き落としができなかったときには、その月の約定返済額を入金するまで遅延損害金がかかります。
ちなみに、増額返済の場合はとくに期日は決まっていません。
毎月の返済額
三重銀行カードローンの約定返済額は、借入残高が50万円までは1万円です。このカードローンの場合、借入残高が10万円の人や20万円の人も、50万円を借りている人と同じ金額を返済していきます。
約定返済額が2万円に上がるのは、借入残高が51万円になったタイミングです。
約定返済額があと少しで変わるようなときは、思い切って増額返済してみるのも1つの方法です。
カードローンには、約定返済額が数千円からに設定されているサービスもあります。三重銀行カードローンの場合は、最低でも1万円を毎月返済しなければなりません。
こちらのカードローンに申し込みをするときには、毎月1万円の返済を続けていけるかどうかをよく考える必要があるでしょう。
借り入れ額を増やしたい場合も、以後の約定返済額の確認が不可欠です。
借入残高 | 約定返済額 |
1万円 | 1万円 |
5万円 | 1万円 |
10万円 | 1万円 |
20万円 | 1万円 |
50万円 | 1万円 |
100万円 | 2万円 |
150万円 | 3万円 |
200万円 | 3万円 |
300万円 | 4万円 |
500万円(限度額上限) | 6万円 |
三重銀行カードローンの借り入れ方法
三重銀行カードローンの契約者は、専用のローンカードで借り入れができます。
ローンカードが使えるのが、三重銀行のATMやコンビニエンスストアのATM。また、提携金融機関のATMでも借り入れや返済ができるようになっています。
三重銀行ATMで借り入れ
三重銀行のATMは、三重県、愛知県内のさまざまな場所にあります。
三重銀行の店舗はもちろん、各地のローンプラザやイオンモール、スーパーマーケットなどの商業施設にもATMが設置されているため、いろいろな場所で取引が可能です。
土日祝日に稼働しているATMも多く、三重銀行のATMでは休日のショッピングの際にもスムーズに借り入れができます。
提携コンビニエンスストアのATMで借り入れ
三重銀行カードローンは、E-net設置店やセブン銀行、ローソン銀行のATMからも取引が可能です。
E-netは、全国のファミリーマートやショッピングセンターなどに設置されているシステム。
セブン銀行ATMは、セブンイレブンやイトーヨーカドーの店舗などに設けられています。
ローソン銀行のATMは、全国のローソンの店舗のなかにあります。
こういった提携コンビニエンスストアのATMを利用する場合、平日は23時40分まで出金ができます。
借り入れをする際には、ATMの利用限度額も確認しておきましょう。
提携金融機関のATMで借り入れ
ローンカードは、三重銀行が提携している金融機関のATMでも利用ができます。
全国のゆうちょ銀行やイオン銀行などは、三重銀行カードローンの借り入れに利用できる金融機関です。
借り入れが可能な時間帯や手数料などは、金融機関によって多少変わります。
三重銀行カードローンへ申し込んだ人の口コミ
カードローンを申し込む際には、利用者の口コミから役立つ情報が得られることがあります。
体験談などをチェックした場合、公式サイトからわからない情報が得られるケースも少なくありません。
ここでは、三重銀行カードローンを利用した人の例を3つほど紹介します。
申し込み年 | 2016年 |
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年齢 | 30歳 |
職業 | 契約社員 |
年収 | 300万円 |
利用目的 | ショッピング |
希望限度額 | 10万円 |
私は、部屋に置くベッドやテーブルなどの家具を一新する目的で三重銀行カードローンを申し込みました。契約社員として働く私の場合、ボーナスをもらっていないため、高額な買い物をすると毎月の給与では足りなくなってしまうことがあります。計画的に利用できそうな銀行系カードローンには、前々から興味を持っていました。三重銀行カードローンは雇用形態などが問われないため、予想以上にスムーズに審査に通過することができました。
申し込み年 | 2016年 |
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年齢 | 34歳 |
職業 | 会社員 |
年収 | 400万円 |
利用目的 | 婚活 |
希望限度額 | 20万円 |
私がこのカードローンを利用した目的は婚活です。私の場合、35歳を目前に控え、本格的に婚活を始めることになりました。婚活をするにあたって、私が利用したのが結婚相談所です。結婚相談所の入会金や月々の会費などを支払うために、三重銀行カードローンを利用することに決めました。当時の私は車を購入したばかりだったため、貯金はほとんどない状態でした。カードローンのおかげで、いち早く婚活をスタートできたと思います。ローンプラザで返済方法の相談にのってもらえたこともよかったです。
申し込み年 | 2017年 |
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年齢 | 27歳 |
職業 | アルバイト |
年収 | 160万円 |
利用目的 | 引っ越し |
希望限度額 | 10万円 |
27歳になり一人暮らしを始めた私は、親に頼りたくなかったこともあり、三重銀行カードローンで引越し費用を調達しました。家族ぐるみで利用している銀行のカードローンだったため、申し込みをするときにも余り抵抗を感じることはなかったです。無理のない借り入れを目指していたため、希望限度額も少なく設定しました。口座からの引き落としで返済ができる三重銀行カードローンは、借り入れをしているといったプレッシャーを余り感じずに、気軽に利用ができます。