イオン銀行カードローンの審査基準と審査に落ちる人の特徴まとめ

イオン銀行カードローンの審査基準と審査に落ちる人の特徴まとめ

イオン銀行カードローンは、全国に店舗を拡大しているイオン銀行が提供するカードローンサービスです。

メガバンク系の銀行カードローンよりも金利が低めに設定されているため、出来るだけ安い金利でカードローンを利用したい人におすすめできます。

ただし、銀行系カードローンは民間の消費者金融と比べると審査基準が厳しいため、注意が必要です。

特に他社からすでに複数の借入や多額の融資を受けている人や、ブラック化してしまっている場合などは審査に落ちやすくなっています。

そこで今回は、イオン銀行カードローンの審査基準について詳しい情報をまとめました。

審査で重点的に見られるポイントや、イオン銀行カードローンの審査に落ちてしまう場合の原因についてご紹介します。

※本ページにはPRが含まれます。

イオン銀行カードローンの審査基準は厳しい?

イオン銀行カードローンの審査基準は、銀行系のカードローンの中では標準的な厳しさとなっています。

申込条件を満たしていれば、これまでに金融商品の利用で大きな問題を起こしたりしていない限り利用が可能です。

ただし、民間の消費者金融と比べると銀行系カードローンは審査が厳しくなっているため、他社借入額などの審査条件には注意が必要になります。

申し込み条件をチェック

イオン銀行カードローンの公式ホームページに記載されている申込条件は、20歳から64歳までの人で、本人もしくは配偶者に安定した収入があること、外国籍の場合は永住許可を受けていること、学生でないこと、保証会社からの保証が受けられることなどです。

安定した収入を得ているという条件に関しては、正社員である必要はありません。

パートやアルバイト、派遣社員などの雇用形態でも審査に通ることができます。

ただし、学生は不可のため、アルバイトによる固定収入があったとしても大学生や専門学校生の方はイオン銀行カードローンを利用できません。

イオン銀行カードローンの保証会社をチェック

イオン銀行カードローンの申込条件の中に、保証会社からの保証を受けられることという項目があります。

保証会社とは、カードローン商品を提供する銀行と、申込者の間に立って取引を保証してくれる会社のことです。

もしも、カードローンの利用者が融資を受けた後に返済できなくなってしまった場合などに、生じた損害分を保証会社が埋め合わせるような仕組みになっています。

イオン銀行カードローンの保証会社は、イオンクレジットサービス株式会社や、オリックス・クレジット株式会社などです。

このいずれかの保証会社の審査を受け、合格できることがイオン銀行カードローンを利用するための条件となっています。

イオン銀行カードローンの審査で見られるポイント

イオン銀行カードローンの審査で見られるポイントについて具体的に確認していきましょう。

一般的な銀行系カードローンの審査と同様、申込者の身元や返済能力を確認するための項目が重視されます。

1つでも足りない情報があったり、審査に引っかかってしまう状態になったりしているとイオン銀行カードローンで借入できないため、申込前にしっかりと確認しておきましょう。

申込情報

イオン銀行カードローンの審査で見られる1つ目のポイントとして、申込情報が挙げられます。

イオン銀行カードローンを新規に利用する場合、WEBサイトや店頭で申込者情報の記入が必要です。

申込者本人の名前や住所、生年月日、連絡先といった個人情報から、勤め先に関する情報、配偶者の有無、そして収入に関する情報などを申請します。

また、この時に希望の借入限度額についても聞かれ、借入れ希望額と収入のバランスを加味した上で審査が行われるという流れです。

信用情報

申込者情報以外にも、イオン銀行カードローンでは信用情報が審査の対象となります。

信用情報とは、信用情報機関と呼ばれる組織が記録している申込者の金融商品利用歴に関するデータです。

過去にクレジットカードや他社のカードローンの利用があったかどうかや、その利用にあたって延滞などのトラブルを起こしていないかどうかなどがチェックされます。

信用情報については、自己申告ではなく審査会社が信用情報機関に照会する形でチェックされるため、信用情報に傷がついている場合は審査への悪影響を防げません。

必要書類

申込情報や信用情報に問題が無ければ、イオン銀行カードローンの審査に通過できる可能性が高いです。

最後に、申込情報で申請したデータを客観的に証明するための必要書類がチェックされます。

審査のための書類としては、本人確認のための身分証明書として運転免許証やパスポート、借入希望限度額が高い場合には収入証明書類などが必要です。

収入証明書については、借入希望限度額が低い場合には不要な場合もあります。

もし、収入証明書の提出が必要な場合には、サラリーマンの方は会社の給与明細、自営業の方は税金に関する書類などを利用可能です。

イオン銀行カードローンの審査に落ちる理由

イオン銀行カードローンの審査に落ちてしまう人には共通の理由があります。

審査で不利になってしまう条件をあらかじめ知っておくことで、申込前に対処できるかもしれません。

特に、収入面や他社からの借入などは自力で改善できるため、できるだけ良い状態にしてから申し込むのが理想的です。

以下に、イオン銀行カードローンの審査に落ちてしまう主な理由をまとめました。

信用情報に傷がついている

信用情報に傷がついている場合、イオン銀行カードローンの審査に通ることはできません。

民間の消費者金融などでは借入が可能な場合もありますが、銀行系カードローンは信用情報に関する審査が厳しくなっています。

過去にクレジットカードや他社のカードローンなどで延滞をしてしまった方や、自己破産、債務整理などの経歴がある人は信用情報の面で不利です。

ブラック状態は確実に借り入れ不可

信用情報の傷の程度によってはブラック状態になってしまっていて、その場合は確実に借入不可となるためご注意ください。

ブラック状態とは、過去の金融系商品の利用において非常に悪質な滞納を行ってしまったり、金融機関に対して大きな損害を与えるような行為をしたりした方がなるものです。

また、遅延や滞納などの利用上のトラブルのほか、クレジットカードの又貸しやカードローン商品における申込情報の虚偽の申請などでも、ブラック状態になります。

ブラック状態で銀行系カードローンを借りることはまずできないためご注意ください。

申込情報に不備がある

イオン銀行カードローンの審査に落ちてしまう原因の1つに、申込情報の不備も挙げられます。

これまでの金融商品の利用歴に欠点がなく、安定した収入がある場合であっても、申込情報に間違いがあったりすると審査に通らないため注意が必要です。

なお、WEBからの申し込みや店頭での申込の場合、記入忘れなどには事前に気づくことができるため、正確な情報をきちんと記入すれば心配ありません。

他社借入金額が多すぎる

イオン銀行カードローンでは、他社借入金額が多すぎる場合には審査に落ちてしまう可能性が高いです。

イオン銀行カードローン以外の金融機関で収入の3分の1に近い金額の借入をしている場合には、返済能力が不十分だと見なされてしまいます。

他社借入金額が多すぎる場合は、まずは現在借り入れている金額を返済してある程度金額を低くした上で、イオン銀行カードローンに申し込むのがおすすめです。

他社からすでに借り入れている金額が0円に近いほど、イオン銀行カードローンの審査に通りやすくなります。

銀行カードローンでも自主的に総量規制が導入されている?

民間の消費者金融では、申込者の年収の3分の1以上の金額を貸し付けてはならないという総量規制と呼ばれる法律が存在しています。

銀行カードローンに関してはこの法律の対象外となっているものの、銀行側が自主的に総量規制と同様の制限を行っているのが実情です。

総量規制が行われるようになった背景として、かつて金融機関がお金を貸しすぎたことにより自己破産するカードローン利用者が増えてしまったことがあります。

そのため、現在は最大でも年収の3分の1までの金額までしか融資を受けることができません。

必要書類に不備がある

運転免許証や収入証明書など、イオン銀行カードローンの審査で提出する書類に不備があった場合、審査に落ちてしまいます。

必要書類の不備としてよくあるトラブルは、運転免許証やパスポートの有効期限が切れていたり、引っ越し後に各種書類の住所変更手続きを忘れてしまっていたりといったものです。

提出書類に不備がないかどうか、きちんと確認した上で審査手続きを進めていきましょう。

同時に複数のカードローンへ申し込んでいる

イオン銀行カードローン以外にも同時に複数のカードローンへ申し込んでいると、審査に落ちてしまいます。

カードローン会社は別々の組織であっても申込者に関する情報をある程度共有していて、いっぺんに複数のカードローン会社に申し込んだ場合はそのことが分かるような仕組みです。

複数のカードローンに申し込むと、よほどお金に困っている状態だとみなされることで、審査に不利になってしまいます。

イオン銀行カードローンに申し込むときには、他のカードローン会社に同時に申し込まないようにしましょう。

安定した収入があると認められない

イオン銀行カードローンの審査では、安定した収入が必須となります。

そのため、収入があると認められない場合には、審査に落ちてしまう可能性が高いです。

親からの仕送りや株式投資、FXなどによる一時的な収益は、すべて安定した収入とは認められません。

これらの方法で自分の口座に入金があったとしても、カードローン審査では収入と見なされないためご注意ください。

正社員として働いている場合や、パートやアルバイトなどの雇用形態で毎月固定の収入を得ている場合のみ、審査に通過することができます。

イオン銀行カードローンは専業主婦でも利用可能?

イオン銀行カードローンを専業主婦の方が利用する場合には、配偶者に安定した収入が認められるか、パートやアルバイトなどで本人がある程度収入を得ていることが条件となります。

配偶者の安定した収入を証明できず、また自分自身に固定収入が無い状態でイオン銀行カードローンの審査に通ることはできません。

配偶者にバレずに利用できる?

イオン銀行カードローンを専業主婦の方が利用する場合、配偶者の収入証明が必要になります。

そのため、配偶者にバレずに利用することは実質的に難しいです。

また、ローンカードは自宅に郵送されてくるため、その段階で配偶者や家族の方にバレてしまう可能性があります。

イオン銀行カードローンを専業主婦の方が利用する場合は、配偶者の方に相談した上で申し込むのが安全です。

確実に融資が必要なら消費者金融がおすすめ

すぐに手元にまとまったお金が必要な場合など、確実に融資が必要なら消費者金融のカードローンの方がおすすめです。

消費者金融のカードローンでは、銀行系カードローンよりも審査基準がやさしく、また即日融資も可能となっています。

プロミス

プロミス

大手消費者金融として有名なプロミスでは、即日融資を受けることが可能です。

イオン銀行カードローンと比較すると金利は割高となっていますが、その分審査基準もやさしいため融資を受けやすいと言えます。

最近では、ローンカードを利用せずスマホアプリとコンビニATMだけを利用して借入をできるサービスなども登場しました。確実に融資を受けたい場合、プロミスの申し込みがおすすめです。

プロミスのメリット・デメリット!他社と比較した強みを徹底解説

ダイレクトワン

ダイレクトワン

ダイレクトワンは、消費者金融のカードローン商品の中でも審査に通りやすいものとして有名です。

審査に通過できるかどうか自信のない方は、ダイレクトワンのカードローンの利用をおすすめします。

ダイレクトワンの審査は甘いって本当?ダイレクトワンの審査に通る秘訣

むやみに銀行カードローンへ申し込むのはやめよう

今回は、銀行カードローンのイオン銀行カードローンについてご紹介しました。

銀行系カードローンは審査が厳しく、また融資を受けられるタイミングも最短で翌日となっているため、民間消費者金融と比べるとハードルが高いです。

また、一度審査に落ちてしまうとしばらく他のカードローン商品の審査にも悪影響が出るため、むやみに申し込むのはおすすめできません。

確実に融資を受けたい方は、大手の民間消費者金融カードローンの方が無難です。