カードローンの審査基準とは?審査の仕組みを徹底解説

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○と✕を持った男性

カードローンへ申し込む際には、審査に通るか不安なものです。

とくに年収が低い方や、すでに他社から借り入れがある方は、カードローンの審査基準がどうなっているのか気になりますよね?

しかし各キャッシング業者は、明確な審査基準を公表していないので、一般人では審査基準を知ることはできません。

そこで今回はカードローンの審査基準はどのようなものなのか、そして審査に落ちる要因にはどのようなものがあるのか解説していきます。

まずはカードローンの審査基準が分からない理由から解説していきます。

カードローンの審査基準

まず、カードローンの審査基準は大きく分けて5つあります。審査基準はこちらです。

  • 収入
  • 勤務先
  • 担保の有無
  • 借入状況
  • 利用目的

カードローンの審査基準は詳細が細かく発表されていないですが、概ねこの項目を確認しながら審査に申し込むようにしましょう。

収入が低いと審査に不利

まず、収入はカードローンの審査では必ず見られます。
収入が少ないと賃金会社は本当に返済してもらえるか不安になるので、結果として審査を通す不安材料になります。
また、借りられる金額も収入によって異なり、収入の1/3以上は法律で借りることができません。
自分の収入に見合った金額を借りるように気をつけましょう。

大手のほうが有利

カードローンの審査では場合によっては勤務先も見られます。
大手の企業は倒産リスクが少ないことから、大手企業に勤めている方が審査は有利です。
中小やベンチャーでは審査に少しだけ不利になりますが、企業の規模や継続年数によって異なるので、一概には言えません。

物的・人的担保があれば審査に通りやすい

担保の有無とは本人が支払えなくなったときに、他に支払う方法があるのかどうかです。
担保は物的担保と人的担保に分かれています。物的担保は家や車などの所有物、人的担保は保証人、連帯保証人の有無です。
もし、カードローンの返済ができなくなれば、物的担保を売るか手渡すかしなければなりません。
また、人的担保の場合は連帯保証人が支払うことになります。
この担保がなければ、カードローンの返済ができなかったときに賃金会社が損をすることになるので、担保があるかどうかは審査に大きく影響します。

借金やローンの返済があると不利

審査では他の賃金会社でお金を借りてたり、ローンを使って何かを買ったりしているかどうかの借入状況が見られます。
カードローンでお金を借りようとしたときに、多額の借金があると審査に影響します。
借金が多い人にこれからお金を貸すのは賃金会社のとっては大きなリスクになるので、審査に通りづらいです。
もし、すでに多くの借金があったり、毎月のローンの支払いで手一杯なのであれば、カードローンに申し込んでお金を借りるのはやめて置きましょう。

前向きな利用目的や急な出費には対応してくれる

カードローンでは利用目的も審査に影響します。
例えば、利用目的が生活費を支払うためであったり、借金の返済のためだと審査に通りづらいです。
でも、審査に通りやすい利用目的もあります。よく審査に通る利用目的はこちらです。

  • 急な出費
  • 前向きな利用

急な出費はよくある事故や怪我での出費です。
審査ではどうしてもお金が必要である場合は審査に通りやすいですが、借り過ぎは禁物です。
このときにも借入状況を見られながら審査が進むので、嘘をついていると思われたら審査には一気に不利になります。
次の、前向きな利用は留学や資格の勉強などがあります。
もちろん、これも借入状況が悪いと審査に通りにくいので、利用目的の前に自分の経済状況と相談して審査に申し込むかを検討するようにしましょう。

銀行カードローンの審査基準は厳しい

大手の消費者金融のカードローンの他に銀行カードローンもあります。
銀行カードローンは最近CMをよくやっているので、すぐに審査に通りやすいというイメージを持たれがちですが、実はそうではありません。
銀行カードローンの審査が厳しいと言われる理由はこちらです。

  • 警視庁が審査に介入する
  • 収入証明書の提出基準が下がった
  • 保証会社の他に銀行も審査を担当する

それぞれ詳しくご説明します。

警視庁が審査に介入する

最近では暴力団にお金を貸すことを防ぐために銀行カードローンの審査に警視庁も介入するようになりました。
その結果、審査がさらに厳しくなり、審査でおかしなところが少しでもあると審査に通りにくくなりました。
確実に審査に通りたいのであれば、銀行カードローンではなく大手の消費者金融を使うようにしましょう。

収入証明書の提出基準が下がった

収入証明書の提出基準がかつては300万円以上の融資を受ける場合のみでしたが、50万円以上の融資でも必要になりました。
この動きからも分かる通り、審査が慎重になったことがわかります。
さらに、50万円以下の融資でも収入証明書が求められることがあり、審査の基準はさらに厳しくなっています。
借金が多いのに年収が多いと不審に思われて、収入証明書を求められることになります。
カードローンの審査に申し込むときに虚偽の申込みをしているとあとでばれることになり、結局審査に通らないので正直に申し込むようにしましょう。

保証会社の他に銀行も審査を担当する

今までは審査を担当していたのが、保証会社でしたが、銀行も審査に参加することになり、審査通過がさらに難しくなりました。
なぜなら、保証会社だけでなく、銀行の審査に通過する必要がでてきたからです。
収入証明書の提出が求められたり、通らなければいけない審査が増えたりと難易度が上がっています。

カードローンの審査に落ちやすくなる要因は?

よくあるカードローン審査に落ちやすくなる要因はこちらです。

  • 他社借入が3件以上ある
  • 年収の1/3を超える借金がある
  • 信用情報に延滞などの記録が残っている

それぞれ詳しくご紹介します。

他社借入が3件以上ある

他社借入が3件以上は借入状況が悪いことを指します。
急な出費や前向きな理由で融資を受けたとしても3件以上の借り入れがあると流石にイメージが悪くなります。
お金を貸す側は確実に返済してくれる人にしか貸したくないことを忘れずに自分が審査に通るか客観的に分析しましょう。
その結果審査に通りにくければ審査に申し込まないようにしましょう。
一度借り癖がつくと自分の首を絞める事になるので注意してください。

年収の1/3を超える借金がある

まず、年収の1/3以上の借金とはいくらか自分に置き換えてみましょう。
その結果、その額を返済するのが厳しくなるようであれば、借りるのはやめましょう。
また、総量規制と呼ばれる、借金できる限界額を定める法律では借りられる額が年収の1/3と決められています。
仮にカードローンを使って借りる額がこの総量規制を満たしていても、借金がこの額を超えていると審査に通りにくいので注意しましょう。

信用情報に延滞などの記録が残っている

よくクレジットカードの審査でも言われていますが、個人の支払い情報が記載されている信用情報機関に延滞や滞納の記録があると審査に通りにくいです。
自分が使った額の返済もできないのであれば、カードローンの返済なんてもっての外です。
普段から支払いをきちんとこなしていないと、いざ本当にお金が必要になったときに困るので、日々きちんと支払いをしましょう。
すでに支払いを滞納している方はカードローンは諦めて、普段の支払いから始めましょう。

カードローンの審査基準は完璧にはわからない

カードローンの審査で基準となるのが、貸した際に得られる利子と、返済されなかった際の損失とのバランスです。

金利の高いカードローンでは顧客一人から得られる利子が高いため、多少踏み倒しがあったとしても利益が確保できます。そのため積極的に融資を行い、審査には通りやすくなっています。

しかし審査を甘くすると、返済リスクの高い顧客にも融資を行ってしまうことになるので、損失が増える可能性が高くなります。

そのため多少リスクをあっても利益を取りにいくのか、それともリスクを避けるのか。企業の性格によって審査基準はバラバラになってしまうのです。

また同じ業者であっても、業績が悪ければ審査基準を緩め、積極的に貸付を行うこともあります。逆に業績が良ければ不必要なリスクを避けるために、審査を厳しくすることもあるのです。

このようにカードローンの審査基準は、会社の方針や時期によって異なるので、明確な審査基準というのは分からなくなっています。

しかし正確な審査基準を知ることができなくても、審査基準が緩いか厳しいかは見極めることが可能です。

そこでここからはカードローンの審査基準の見極め方を紹介していきます。

カードローンの審査基準を見極める方法

カードローンの審査基準は賃金会社によって厳しさが違います。
そんな審査基準を見極める方法はこちらです。

  • 業種
  • 金利
  • 審査通過率

カードローンの審査基準を見極めるには、上記の3点に注目しましょう。

ここからはそれぞれの項目ごとに、審査基準の見極め方を解説します。

消費者金融・銀行・信販で一番審査が厳しいのは?

  • 消費者金融(SMBCモビット・アコム・プロミスなど)
  • 信販系(各カード会社のキャッシング)
  • 銀行(三菱UFJ銀行「バンクイック」・三井住友銀行カードローンなど)

カードローン業者は大きく3つの業種に分けることができます。※信用金庫も銀行カードローンに含みます。

審査基準は上からだんだん厳しくなっており、銀行カードローンが最も厳しくなっています。

信販系のカードローンは、消費者金融と銀行の真ん中あたりと考えていいでしょう。

消費者金融は金利が高いため積極的に融資を行い、銀行カードローンは金利が低いため、審査も厳しくなっています。

また企業の性格としても、銀行はリスクを避ける傾向にあるため審査基準は厳しくなっています。

カードローンの審査基準は業種を見れば大体わかるのです。

上限金利が高ければ審査に通りやすい

業種をチェックしたあとは、設定されている上限金利をチェックしましょう。

上限金利が高いカードローンは、利息が高い分、多少リスクがあっても融資を行ってくれます。一方、上限金利の低いカードローンでは、少しでも問題があれば審査に落ちると考えていいでしょう。

さきほど銀行カードローンは審査が厳しいと言いましたが、中には消費者金融並みに金利の高いところもあります。そういった銀行カードローンであれば、審査基準はそこまで厳しくありません。

大手消費者金融の審査通過率をチェックしよう

大手消費者金融では公式サイトに審査通過率を公表しています。そのため審査基準を正確につかむことができます。

最も審査通過率の高いのはアコムで、審査通過率は大体47%~49%あたりで安定しています。一方最も審査通過率の低いプロミスでは、審査通過率は40%前半程度です。

プロミスは他社と比べて若干上限金利が低いので、審査基準も厳しくなっているのです。

ただし大手消費者金融しか審査通過率は公表しておらず、銀行カードローンなどでは正確な数字を知ることはできないのでご注意ください。

カードローンの審査に落ちやすくなる要因は?

ここからはカードローンの審査に落ちやすくなる要因を紹介していきます。該当している方は、申し込み前に対策を練ることをおすすめします。

他社借入が3件以上ある

すでに他社借入が3件以上あるという方は、キャッシングの審査に通らない可能性大です。

借り入れ件数が多ければ、統計的にも返済できなくなる可能性が非常に高くなるからです。

そのためキャッシングに申し込む前に、借り換えなどを利用して借入件数を減らしておくことをおすすめします。

年収の1/3を超える借金がある

年収の1/3を超える借金を抱えている方は、審査に通らない可能性大です。

まず消費者金融では、年収の1/3以上の貸付を禁じる総量規制とよばれるルールがあります。貸金業法によって総量規制を超える貸付は禁じられているので、確実に融資を受けることはできません。

また銀行カードローンは総量規制の対象外となっていますが、年収の1/3を超えると返済リスクが高いと判断される可能性が高いです。

年収の1/3はキャッシングの審査で一つのラインとなっているので、希望限度額を設定する時にも参考にしてください。

信用情報に延滞などの記録が残っている

信用情報に延滞・債務整理・破産などの記録が残っていると、キャッシングの審査は圧倒的に不利となります。

大手消費者金融や銀行からは融資を受けることは難しいと考えて良いでしょう。

返済の延滞などの事故情報は、信用情報機関を通してあらゆる金融機関で共有されています。

あらゆるローン審査に通らなくなるので、信用情報には注意しましょう。

信用情報に関する詳しい説明は、当サイトのこちらの記事でも解説しているのでぜひ参考にしてください。

審査が不安なら大手の消費者金融を使おう!

カードローンの審査基準は業者によって異なるので、見極めることは困難です。

しかしこの記事で紹介したポイントをチェックすれば、審査に通りやすいかどうかは見極めることができます。

またカードローンの審査に通らず悩んでいる方は、一度審査に落ちてしまう原因について考えてみるといいでしょう。